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歳を取ってみたら

久々のブログ更新です。いつものように最近思っていることをつらつらと。

まずは、歳を取る前の子どもの頃の疑問から。
それは去年、人類初の月面着陸50周年を迎えた「アポロ計画」についてです。それにしても去年は良かったですよね。関連する行事はありましたし、映画は2本も公開されるし、書籍も沢山出版されて宇宙開発ファンとしてはホクホクな年でした。

さて、疑問というのは月着陸や宇宙開発の技術的な疑問などではなく、「なんで関係者はみんなこんなに若いんだろう?」です。

関係者の当時の年齢を調べてみたら、月面着陸したアポロ11号乗組員はアームストロング38歳、オルドリン39歳、コリンズ38歳。
管制官で有名なジーン・クランツ35歳。飛行運用本部長クリス・クラフト45歳。NASA長官トマス・O・ペイン47歳。ちなみに有名なコンピュータ科学者で女性プログラマーのマーガレット・ハミルトン32歳。
今こうやってみてもみんな若いですね。

小学生の頃の感想なので「若い」がどこまで当てはまるか分かりませんがずいぶん若い人たちが携わってたんだな、とちょっと大丈夫だったのかなと心配(!?)になったものです。
関係者が若すぎる訳でもないですが当時の自分からしたら大人としては若い方だよな、と見ていたんです。

それから自分も歳を取って、彼らの歳をそれなりに追い越しました。
そうなってみると、この「若さ」が国家の命運を賭けたアポロ計画に必要だったんだと思えるようになりました。

最近、自分が歳を取ってきたなとつくづく実感してます。老眼はもとより物覚えは悪くなったしすぐ忘れるし、体力もガクンと落ちてきているのも感じています。
同年代の友人たちと話していても、近況は自分の病気の話しや誰それが入院したとかが増えてきました。

世の中には「プログラマ35歳限界説」とかもあるみたいですけど、自分がその歳を過ぎてみるとなんとなく分かるような気がします。
たぶん、35~40歳すぎから人間としての「ハードウェア」がだんだんくたびれてきてぼけてきていろいろ怪しくなってくる年頃なんですね。自分はまだ50歳前なんですけどね(笑)

冷戦のさなかの国の威信をかけたアポロ計画となれば、そういう意味でも若い人に託さなければやっていけなかったんだなと思います。もちろん予算や技術も伴っての話しなんでしょうけど。

そう分かってくると最近の政治や事故の背景には、こういう「若さ」が足りないんだなと思います。70・80歳代が表に出てそこまで頑張らんでも、いろいろ若い人たちに任せればいいのにって思います。自重してくれるだけでけっこう変わることも多いと思います。もちろん、ただ若ければ問題が解決するわけではないですが。でもね、ってやつです。

あれだけ暴れまわっている70・80歳って実際のところどうなんでしょう?今の自分がこんなにポンコツなのにあの人たちは、ある意味もっとひどいはずなのに。いろいろな意味で周りも含めて大丈夫なのか…と思います。

妄想ですけど、周りに若いスタッフがいるんでしょうけど、その人たちには自分のルールを守らせるばかりで、自分自身は「ハードウェア」が調子悪いことを棚に上げて自重もせずルールを守らず好き勝手コントロールの効かないままやっているんですかね…?
まあ、組織として世代交代に躓いている、失敗しているのが要因ですかね?

ハードウェアとしてぼけていく自分をどこまで持って行けるか、どこで線を引くか考え出しても良い年頃に来たんだなと思います。周りを見てみても、大体定年を迎える辺りで体力が本当に落ちてそれから5年後くらいで気力が衰えてくる人をそれなりに見てきました。
気がつけば自分もあっという間ですね。


若い人には、体力も気力もそしてハードウェアの人間が充実している内にいろいろ趣味や体験や挑戦をしておかないとその後に響いてくるから、ちょっと後悔するから、今をもう少し大事にしてほしいなと思います。

自分も振り返ってみれは、後悔とはいいませんけど、もうちょっといろいろ出来たな、あちらこちらに行けたな~と思います。
まだ、諦めてはいないこともいくつもあります。ただ、ちょっと最近気力が…(笑)

自分の年齢になると会社でもそれなりに管理職の役割を任せられるようになり、昔の様に仕事に趣味に没頭出来なくなってきています。誰かがやらないとならない部分ではありますが、この人手不足のご時世、誰もが一人二役、三役とこなしていくのが精一杯の毎日です。
若い頃も忙しかったけどまだ割と自分のことだけに時間が割ける幸せな時代だったんだと思います。

だからこそ、若い人には、人間のハードウェアの大丈夫なうちにあれこれ趣味に自分の好きなことに邁進してほしいと思います。仕事は何とかなるよ、今思えばだけど(笑)

自分は、まだしばらくはがんばれるはずだと、もうちょっと頭がボケないように自重が続くようにもがいてみたいと思います。

1年に1回、いつものやつでした。

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