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ペーパークラフトを作る

このところ、会社から帰宅後のちょっとした時間やぽっかり空いた休日などにちょこちょことペーパークラフトを作っています。

インターネット上には精巧なペーパークラフトがいっぱいあるので、時間は掛かりますが紙と接着剤があれば楽しむことが出来ます。

最近は、こんなペーパークラフトを手がけていました。

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金星探査機「あかつき」
型紙は、プロジェクトサイト「金星探査機あかつき」の<「あかつき」精密ペーパークラフトに挑戦しよう!>から

2012年のJAXA相模原キャンパス特別公開で展示されていました。
「作ると1週間かかりますよ」とコーナーの人が言っていました。実際に作ってみるとこれが大変。「1週間」とは、暇な空いた時間に1週間ではなく、仕事をほっぽり出して取り組んで早くても1週間かかるというレベルでした。


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4つの観測カメラがある部分。とにかく細かいです。

作っても作っても形にならないので途中でしばらくほっぽり出しました(笑) 一昨年の年末年始に気を取り直して制作開始。説明書通りよりもある程度部品を衛星バスに取り付けたら、先に衛星の形になる部分まで作りました。
そこから細かい部品を取り付け。実際の衛星にぎ装しているようでテンションも上がって完成。


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軌道投入用スラスタ側から。中利得アンテナや姿勢制御用スラスタもちゃんと作り込まれています。

出来上がると、完成度の高さに作って良かったといえるペーパークラフトです。


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小惑星探査機「はやぶさ」

型紙は、上記「金星探査機あかつき」ペーパークラフトの作者さんのページから。(最近ページを見ようとすると違うページに飛ばされてしまうのはうちだけでしょうか?)


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再突入カプセル側から。

「あかつき」と負けず劣らずのクオリティ。細かい部品は「あかつき」より若干少ないですが手数は変わらないです。作り上げるまでに作っては放り出しの繰り返しで数ヶ月かかってしまいました。


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サンプラーホーン側から。

ターゲットマーカもちゃんと取り付けられています。数々の科学観測機器も再現されています。


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「はやぶさ」は、太陽電池パドルが大きいので説明書通り作ると強度に心配があったのでちょっと補強しました。

短冊状に切った紙を角柱にして太陽電池パドルのアーム内に芯として入れました。また、台座も厚紙で補強して壊れにくくしました。


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「はやぶさ」と「あかつき」を並べてみたところ。

「はやぶさ」の元プロジェクトマネージャー川口先生が「(はやぶさは)このサイズの探査機にしては太陽電池パドルが大きい」とおっしゃっていたのを聞いたことがあります。
まあ、それぞれがたどる軌道が違う点もありますが、バスのサイズは両方とも一緒(のはず)。こうやって比較すると一目瞭然です。


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宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)2号。

型紙は、<AXM Paper Space Scale Models>の<HTV-2>から。
打ち上げを見に行った後でインターネットで探して作ってみました。

こちらのホームページには国際宇宙ステーション(ISS)をはじめ、アメリカのスペースシャトルやロケットが沢山公開されていて楽しいです。
これから紹介するペーパークラフトは、すべてAXM Paper Space Scale Modelsからです。


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上の写真で暴露パレットが補給キャリア非与圧部の外に出してある理由。

説明書の順番で作っていくと、暴露パレットがレールの幅に合わずこんなありさまに(笑)


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1/100モデルと1/144モデルのHTV。

「AXM Paper Space Scale Models」では、大抵2種類のサイズが用意されています。
いつもは1/100モデルを作っていますが、あること思いついて試しに1/144モデルを作ってみました。
さすがに小さすぎてこれは難しい。時間をかけても作るには根気がいりそう……。


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ソユーズ宇宙船」と「こうのとり2号機」

日本人宇宙飛行士も搭乗しているソユーズ宇宙船。比較のため作ってみました。
「こうのとり」の大きさが分かります。ちょっとした宇宙ステーションサイズです。


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ピアース」(打ち上げ状態)と「ソユーズ宇宙船」

「ピアース」がそろそろ廃棄されるとか聞こえてきたのでちょっと作ってみました。エアーロックを打ち上げるのにプログレスの推進モジュールを組み合わせて使うなんてロシアらしいといえばロシアらしい。


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スペースX社の「ドラゴン宇宙船

今勢いのあるアメリカの民間宇宙開発会社の宇宙船。近い将来有人宇宙船として飛行するんでしょうね。日本の「こうのとり」もISSから物資を回収する計画がありますが……


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オービタル・サイエンシズ社の「シグナス補給船

こちらもアメリカの宇宙船。あちらこちらのパーツをモジュールのように組み合わせた補給機です。これでもISSまで行けるんだからすごい時代になったもんです。


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欧州宇宙機関(ESA)の欧州補給機(ATV)

「こうのとり」となにかと比較されるESAのATV。宇宙船らしい宇宙船だと思います。
他の補給機と比べても大きさが目立ちます。


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ATVは太陽電池パドルをピアノ線などで作り上げます。説明書通りだとピアノ線が見えてしまいます。
それではと、太陽電池パドルの背面を薄い紙で別に印刷してピアノ線を隠すように貼り合わせました。強度も見栄えも上がったと思います。


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ISSへ向かう宇宙機大集合。

並べてみると、似た目的を持った宇宙機もそれぞれ特徴があるもんです。
紙と接着剤でここまで出来るのですからペーパークラフトは奥が深い。

続いてISS本体も作りたくなります。でも、大きさがネックですよね。一部だけ組み立ててこれらの宇宙機と一緒に飾れるかなと計画(妄想)中です。

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