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JAXA相模原キャンパス特別公開2013

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例年通り、今年もJAXA相模原キャンパスで開催された「相模原キャンパス特別公開」に行ってきました。
金・土と両日足を運びたかったのですが仕事で金曜日がどうしてもはずせなかったので土曜日のみ参加。

JAXA相模原キャンパス特別公開2013
相模原キャンパス特別公開2013、終了

盛りだくさんのイベントでもうまく回れば十分楽しめる「相模原キャンパス特別公開」
今年はこんな感じで見て回りました。

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JR横浜線「淵野辺」駅からバスなり徒歩なりで相模原キャンパスに向かいます。
駅構内には、案内板を持ったスタッフがおられました。


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淵野辺駅といえば、TwitterのTLにあったポスターは改札口横にありました。


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淵野辺駅から相模原キャンパスまで歩いて行くと団体様が歩いています。ずいぶん人気があるなと思っていたら、相模原キャンパスを過ぎて相模原市立博物館を通り過ぎていきました(笑)


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まずは、相模原市立博物館に寄ってみました。ここでは小惑星イトカワの微粒子公開が行われています。案の定整理券配布は終了していました。残念。


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相模原市立博物館では、2013年7月13日から9月1日まで<「はやぶさ2」応援企画展 片道から往復へ~新たな宇宙時代の到来~>が開催されています。
ちょっと先にそちらを覗いてみました。


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小惑星「イトカワ」の微粒子を顕微鏡で見ることが出来なくてもモニター越しに見ることが出来ました。


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展示を見ていて驚いたのがこれ。M-3S-IIロケット8号機で打ち上げられた「エクスプレス」の模型ではないですか。一瞬回収された実機が展示されているかと思いましたよ。


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改めて相模原キャンパスへ。まずは、宇宙科学セミナー「未来を拓くイプシロンロケットの挑戦」の整理券を求めて行列に列びました。整理券を手に入れて見学開始。


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第1会場「はやぶさ2」
大盛況のブースでした。今年はコスプレしてなかった小惑星探査機「はやぶさ」


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ブースの隅にあった小惑星「イトカワ」


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こちらは、小惑星探査機「はやぶさ」のパンフレット。
「HAYABUSA Final」とあります。集大成のパンフレットですね。


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2014年度打ち上げの小惑星探査機「はやぶさ2」の模型。
そろそろ実物大とはいわないけど大きなモデルを見てみたいですね。


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第1会場「SELENE後継月探査計画」
こちらのブースでは「月着陸探査機SELENE-2着陸地点総選挙」が行われていました。
10箇所の候補の総選挙! これは楽しかったです。


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ちなみにこんな感じの総選挙でした。けっこう凝っています。

係の方にこの投票の結果を受けて着陸地点を決めるのか聞いてみました。
まず、参考にするけど投票の多数決のみで着陸地点は決まらないそうです(笑) 10箇所の着陸地点はどこでも着陸自体は可能だそうです。しかし、縦穴を目指せば穴に降りる装置が、中央丘を目指せば丘を登る装置が必要で、となるそうです。


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第1会場「ひのでが見た太陽」
太陽観測衛星「ひので」の観測装置の解説


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第1会場「金星探査機あかつき」
これはあかつきに使用されている太陽電池と同じものだそうです。併せてバッテリも展示してありました。


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折り紙版のあかつきくん。折り紙コーナーで子供たちが作っていました。これはかわいい。


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第1会場「宇宙帆船イカロス」
「ソーラー電力セイル探査機による木星・トロヤ群小惑星探査計画」のサンプル回収方法の案がありました。
イカロスのような探査機で直接サンプル回収を考えているとはびっくりです。


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会場にあったカーリングストーン。
イカロスの帆の展開試験はスケートリングでも行われています。その時使用した物です。


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JAXAのマスコットのジャクマ。
いつもイラストでしか見たことないけど、ぬいぐるみになるとかわいいじゃないですか。


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第1会場「衛星運用」
モニターに映っているケーキは、はやぶさが帰ってきた日に登場したあのケーキです。運用風景の一コマとして紹介されていました。


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第2会場「赤外線天文学」
赤外線天文望遠鏡「SPiCA」のブース。
天井に線が走っているように見えているのは、地球-月-SPiCAの距離を表しています。
ずいぶん遠いところへ飛ばすんですね。

こちらのブースで質問すると「あかりちゃん」の薄い本が頂けるので天井の展示を見て質問しました。
「地球とSPiCAの軌道関係だとかならず月が横切るように見えるけど通信など問題はないのか?」
答えとしては、月が横切るように見えるけど実際にはそうならず問題ないそうです。それよりもSPiCAから地球を見るとかならず地球の背後に太陽が見えるそうです。そちらのノイズはそれなりにやっかいだと言っておられました。


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床にSPiCAの直径を表した円がありました。同じく赤外線天文衛星「あかり」と比べてもずいぶん大きいです。


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中庭「宇宙探査ロボット大集合」
炎天下の中、多数のギャラリーが見ていました。ロボットも年々大型化・自動化しているみたいです。


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中庭「銀河連邦」
今年も銀河連邦の4市2町の物産展やフードコーナーが出店していました。
私も見学の合間に揚げパンなどいただき助かりました。


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第3会場「深宇宙探査技術実験ミッションDESTINY」
今年のモデルは、太陽電池が両翼一枚ずつ増え、イオンエンジン周りの放熱板が目立つようになっています。
太陽電池パドル展開動画も紹介されていました。そのうちホームページ上で公開してほしいな。

ちなみに同じ会場の「先進プラズマロケット」ブースは入場制限のため見ることが出来ませんでした。


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第4会場「宇宙環境試験室」
こちらは時間がなくて流して見ただけ。大型恒温槽に使用する装置らしいです。


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第5会場「イプシロンロケット」
打ち上げが間近に迫った固体ロケットです。講演会では、イプシロンロケットのデザインについて話されていました。JAXAの要請でJAXAマークが入り、政府の方からの要請で日の丸がデザインに入ることになったそうです(笑)


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講演会終了後にイプシロンのモデルを撮影。大人気でなかなかチャンスがなかったです。
大型モデルになると見栄えがするデザインです。


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「月ペネトレータモジュール用軌道離脱ロケットモータ」
「本物です。ぜひ触ってください。」とテプラが貼ってあります。もちろん手に取ってみました。


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第5会場「触ってみよう!大気球」
今年は、第5会場で展示してました。


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第5会場「再使用ロケット」
針金みたいなセンサーの先を触ると……


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後ろに置いてあるモニターに反応が出てきます。
配線とか少なくなって良いですねとか聞いてみたら、電波は空間で減衰するからとかで全てがバラ色ではないみたいです。


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中庭「エフエムさがみ」
地元のFM局が出張して放送していました。

また、後で知りましたが毎週土曜日放送しているTBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」の「乙女の笑顔でお邪魔します」コーナーでリポーターが相模原キャンパスに来ていて中継をしていました。
その中では、坂本先生が登場されていて中庭で行われているロボットの説明や特別公開の見どころ、注目している人工衛星として金星探査機「あかつき」の名を出したりしていました。


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宇宙科学セミナー「未来を拓くイプシロンロケットの挑戦」
相模原キャンパスの向かいにある東京区立近代美術館フィルムセンターで開催されました。

プロジェクトマネージャーの森田先生が撮影した写真や動画など今打ち上げに向かって準備している状況が分かった有意義な時間でした。


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第4会場「電波無響室」
時間がないので駆け足で回りました。今回も「はやぶさ2」2分の1モデルがありました。


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水星探査機搭載用高利得アンテナ
今まで気がつきませんでしたが一個一個の素子に角度が書かれていました。これで微調整しているんですかね?


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会場で見かけた今年の扇風機。
カバー部分を触ると止まるタイプでした。子供が興味本位で触るのを見越しての対策ですね。
実際に触って扇風機が止まってびっくりしている子供を見かけました(笑)


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第6会場「風洞」
久々に風洞実験棟まで足を運んだような気がします。


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インフレータブルカプセルの数々
2012年に観測ロケットも使用した実験の試作品です。


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第5会場「イプシロンロケット講演会」
急遽、15時30分より森田先生の講演会がありましたので見てきました。
宇宙科学セミナーが大人向けだとこちらはマニア向け。
質問タイムが充実してました。イプシロンロケットの打ち上げ条件など知ることが出来ました。

見学合間に例年通りやりました。グッズいろいろ。
今年は、こっそりというよりは係の人に質問をして、その後で断ってからグッズを撮影させてもらう方法を取りました。最初からこうしておけば良かった……(笑)

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小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」


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SELENE後継月探査計画(表)


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SELENE後継月探査計画(裏)


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SCOP計画


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金星探査機「あかつき」


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小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」
これは、プロジェクトマネージャーの森先生が着ておられました。何か特別な時に作られたんですかね?


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次世代赤外線天文衛星「SPiCA」


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赤外線天文衛星「あかり」


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太陽発電衛星「SPS」


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再使用ロケット実験機「RVT」
RVTの人たちは毎年気合いが入っています。


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H-IIBロケットとイプシロンロケット
ファンの方がかぶっていた帽子。良く出来ています。


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番外編 小惑星探査機「はやぶさ2」

ファンの方たちが作った大漁旗を掲げる吉川先生です。これはすごい。
たまたま通りかかって「今年のはやぶさ2チームは気合いが入っているな~」と見ていたら、TwitterのTL上でファンの方から送られた物だと知りました。
小惑星のサンプル沢山取れるとよいですね。

今年も楽しい宇宙研特別公開でした。
どこの施設でもそうですが、毎回通っているうちにだんだん目新しいところが少なくなってくるのは仕方がないと考えています。そうそう新しい内容や企画を考えるのは大変ですから。

その中でもJAXA相模原キャンパス特別公開は、抜群の安定というかレベルの高さで何かしら持って帰れる楽しさが多いような気がします。今年は特にそれを感じました。

来年もぜひ足を運びますので宇宙研らしい特別公開を期待しています。

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