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第8回 顔の見えるサイエンス・テール

10月1日に東京は三鷹にある「三鷹ネットワーク大学」で開催された「第8回 顔の見えるサイエンス・テール「位置天文学と超小型衛星ナノ・ジャスミン ~星の距離と動きを正確に測って天の川銀河の謎を解く!~」に行ってきました。

最近は便利なものでTwitterのTLを眺めているといろいろな講演会・イベント情報が入手出来ます。そんな中に国立天文台・東京大学中須賀研究所の「Nano-JASMINE」のサイエンスカフェがあるではないですか。
打ち上げロケットの関係で打ち上げ延期になっている「Nano-JASMINE」について何か聞けるかなと申し込んでみました。すぐに参加OKの連絡がきたので講師の郷田先生著書『天の川銀河の地図をえがく』で予習して行ってきました。

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JAMSTEC横須賀本部施設一般公開2011

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10月1日に神奈川県は横須賀市にある海洋研究開発機構(JAMSTEC)横須賀本部の施設一般公開に行って来ました。
例年だと5月頃に行われる一般公開です。今年はJAMSTECの前身である海洋科学技術センターの設立(1971年10月1日)から40年目にあたることでこの10月に開催されました。

2011年度 横須賀本部 施設一般公開のお知らせ

この日は、いろいろイベントが重なっていてどうしようかと迷っていました。しかし、今年はJASMTEC発足40周年。と、いうことで時間の許す限り駆け足でまわってきました。

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映画「はやぶさ/HAYABUSA」見てきました

10月1日に20世紀フォックスの映画「はやぶさ/HAYABUSA」を見てきました。

映画『はやぶさ/HAYABUSA』公式サイト

小惑星探査機「はやぶさ」を題材にした映画が3本製作されています。
その第1弾が20世紀フォックスの映画「はやぶさ/HAYABUSA」です。
映画化を発表された時に「完全コピーをめざした」とありました。ただのドキュメンタリーのコピー版を作られてもな~とか思っていました。

10月1日の封切り近くになってくると評判がとてもよいとあちらこちらから聞こえてきます。決定打はSF作家笹本祐一さんの「みんな、大丈夫だ」でした。

もともと見る予定でしたけど、初日にはやぶさ関係者のサインが入ったクリアファイルがもらえるともあって、1日の初回を狙って見てきました。
封切り早々なのでネタバレはしない方向で感想をいくつか。

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『妖精作戦』

笹本祐一さんの『妖精作戦』が東京創元社から発売になりました。これは予想外でうれしいことです。

親本である朝日ソノラマ版は、表紙が違うもので3種類持っているし、NHK-FM「アドベンチャーロード」でラジオドラマ化された「妖精作戦」のカセットテープも持っている。獅子王(今はなき朝日ソノラマのSF雑誌)に載っていた妖精作戦の3作目「カーニバルナイト」同人誌まで持っていたりする(笑)

私の中では笹本さんの作品の中でベスト3に確実に入る作品です。SFで青春もの。いまだとライトノベルズのカテゴリーに入るんでしょう。東京創元社版は今風の表紙だったのでちょっと違和感を覚えました。


学生たちが、転校生の秘密に巻き込まれてか飛び込んだかどうでもいいけど巨大組織を相手に謎の探偵と共に月へ行ってさあどうなるか、という小説です。
SFと言えばSFですけど、初めて読んだ時一発で気に入ったのがその設定。XB-70バルキリーやスペースシャトルなど現実に存在している航空機・宇宙船にありそうな設定をぶち込んでSFの世界に引き込んでいくところ。この設定は宇宙開発ファンとしてはたまらなかったです。

個人的に、SFはある意味簡単に宇宙へ行けてしまうのであまり好みではないです。そういう設定も嫌いじゃないですけどね、ちょっとした違和感を覚えてしまうのです。でも、この妖精作戦は、読者をちゃんと地べたから宇宙へ連れて行ってくれる。そういう現代かちょっと未来にあり得たらかもしれないところが良いです。

親本が発表されたのが1984年。携帯電話はもちろんインターネットもない。コンピューターだって一人一台の時代ではありません。でも、今読んで全然違和感がない。やっぱり、学生たちが所狭しと駆け抜ける出たとこ勝負の展開と怪しいけど優秀な探偵に謎の転校生の物語が読み返さずにはいられません。


4部作の第1作目。残りの巻も発売されるようで待ち遠しいです。
〈Jコミ〉では、1994年ソノラマ文庫版がネット無料配信という形で公開されました。<http://www.j-comi.jp/book/comic/4441

とにかく面白いですよ「妖精作戦」は。



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『星を作った男~昭和の衛星屋さん~』

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ロフトプラスワンのトークライブ「ロケットまつり」人工衛星版としてはじまった「衛星まつり」。そのゲストの小野さんが使用されたレジュメをまとめたものが同人誌として発売されました。もう書籍といって良いレベルの製本と内容の濃さ。こういう本を待っていました。

小野さんは、趣味がアマチュア無線。スプートニクの電波受信にかり出され、それがきっかけで日本の人工衛星開発の黎明期に携わった方です。その方が話される人工衛星の話しやその裏話など面白くないわけがない。

「衛星まつり」で小野さんはかなりの量の資料をもちこんであれやこれや見せてくれました。そのあれやこれやが1冊にまとまる日が来るなんて想像もしていませんでした。なにせロフトの不文律で「お店を出たら忘れること」があります。あの場で聞いた話見たものはお店に足を運んだお客さんのもの、という配慮があります。

たぶん、あれだけの資料を一度だけ使われるだけではもったいない、記録として残しておくべきだと考えられたんでしょうね。「衛星まつり」でスクリーンにほんのわずかな時間で映し出されたお宝を記憶だけでとどめておくのも限界がありますし。

トークイベントの資料なので『昭和のロケット屋さん』のようなストーリー性はあまりありません。しかし、資料としては一級品だと思います。なにせ日本の宇宙開発黎明期の記録がほんの一部でも紹介されているわけですから。
読んでいくと、幸運なことに全9回の「衛星まつり」に参加していたのでそのときに様子がありのままによみがえります。そして、記憶違いが一杯ありました(笑)

覚えている限りでは、「衛星まつり」で紹介された資料はほとんど載っているようです。それ以外の資料もあるようでこれは宇宙開発ファンとしては必須アイテム間違いなしです。
取り上げられている情報などは今となっては古い資料かもしれません。しかし、人工衛星の作り方、プロジェクトとしてのどういうことを考えたか、あまり知られていない日本宇宙開発黎明期に尽力された方々についてなど知りうるには遜色がない書籍だと思います。


元々は、コミックマーケット80と阿佐ヶ谷ロフトAで行われる「ロケットまつり47~垣見恒男スペシャル2」で販売されることになっていました。コミケには行けないので阿佐ヶ谷ロフトで入手すべく手配。
ところが、8月27・28日有明ビッグサイトで開催された「ハムフェア2011」やAstroArtsオンラインショップで通販される事態になっているではないですか。

AstroArts オンラインショップのページはこちら→「星を作った男~昭和の衛星屋さん~」

私は、毎年ハムフェアに参加しているのでめでたくこちらで入手。(もちろん阿佐ヶ谷の分も買った!) しかし、いったいどれだけ売れたんだ。それだけこの世界が好きなら買っておけ!の本だということでしょう。
この調子で、「ロケットまつり」の記録やトークの内容がどんどん同人誌・書籍化されると良いですね。


写真は、ハムフェア2011で販売されていた『星を作った男~昭和の衛星屋さん~』

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