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こうのとり2号機国際宇宙ステーションに到着

延期になって2日遅れで打ち上げられたのに予定通りに目的地に到着。
宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)は、打ち上げロケットH-IIBと共に順調です。

JAXAプレスリリース
宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機の国際宇宙ステーションとの結合について

NASAtelevisionより
Japanese Cargo Craft Arrives at ISS

先週の土曜日に目の前(といっても数キロ先ですけど)で見た日本の無人補給機がもう国際宇宙ステーションに把持され結合しているんですから凄いものです。
こうのとり2号自体のミッションはまだ半分で、曝露パレット取り出しやこれからやってくる(予定)シャトルのために移動したりと見どころのイベントが待っています。
量産初号機として見事にミッションを完遂してほしいものです。


それから、ロケットが打ち上がった後のお楽しみ、銀座わたなべさんから「宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機打上記念 スペースカバー(No.105)」が発売になっています。
私は種子島から帰ってきて申し込みました。こちらの到着も楽しみ。

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小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」ミッション達成、後期運用へ

イカロスがやりました。半年間で当初通りミッションを達成しました。
そして、さらなる知見や後継機のために技術実証などを行う後期運用へ入りました!

小型ソーラー電力セイル実証機(IKAROS)の定常運用終了

イカロスは、世界初のソーラセイル展開・加速実証・軌道制御と短い半年間で行ってきました。
ソーラセイルで探査機を操ること自体誰もなしえなかったことをやってのけ結果を出しました。
無理矢理例えると「初めて車を運転して、まず近所の道路を左回りで1周してみた」でしょうか?

これからの後期運用では、さらに経験値を積むべくかなりアグレッシブな運用をするようです。
これまた例えると「単に近所を走るのではなく遠出をしたり高速道路を走ったりと一段階難しいことに挑戦」を2012年3月末まで行っていきます。

これからソーラーセイルによる航海術に磨きをかけ、太陽系を突き進む練習をしていくのでしょう。
その結果はどうなるか誰も見当がつかないと思います。でも、これからの宇宙探査に必要な技術です。どこまで行ってほしいです。

それからイカロスは金星通過時に写真撮影に成功しています。つくづく凄い探査機ですね。
以前聞いたのですが、燃料や機体が持てば5年で地球へ戻ってくるそうです。(正確には地球のそばを通過する、ですけど)
そこまでがんばって地球を撮影してくれないかな、イカロス君?

まだまだ、目が離せない探査機のミッションです。

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『ステップ』

久々の「マリア様がみてる」です。
のっけから恋愛話が出て面食らいました。でも、読み終わってみれば由緒正しい「マリみて」でした。

『マリア様がみてる ステップ』
(今野 緒雪著 ISBN978-4-08-601481-6 集英社コバルト文庫)

今回は、友情と恋愛の話しです。一般的には相反する感情です。それを「マリみて」で描くとどうなるか。
二人の少女の揺れる感情と思いは自分勝手でなくそれぞれ相手を思いやるものでした。
どうやって友情と恋愛を両立させるか。その結果は思わず「そんな風な考え方があったか!」と感心しました。
実に読了のすがすがしい話しです。

しかし、それだけで終わらなかったのがこの『ステップ』
あとがきにもありますが、この作品は、山百合会も薔薇様たちも今までの主だった人物も登場しません。
『私の巣』の百・環の例がありますけど、それとはちょっと違った雰囲気です。
なぜ、この作品が「マリみて」の作品群に入っているのか?

私は、最終章の最初の行を読んで分かりました。
ああ、なるほどそういうことならこの作品は「マリみて」になくてはならない!
慌てて読み返してみると、あちらこちらに伏線があります。これはちょっとしてミステリとしても読めますね。
2度目は、伏線を拾いながらニヤニヤしながら読みました。「マリみて」ファンには嬉しい内容です。

もちろん、「マリみて」の世界を知らなくても大変楽しめる作品です。でも、ちょっとでもあの物語を知っているとなお楽しく読めます。
読んでつくづく良かった『ステップ』でした。

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H-IIBロケット2号機打ち上げ成功

宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)を搭載したH-IIBロケット2号機は、再設定された1月22日14時37分57秒に種子島宇宙センターから打ち上げられました。
天候は雲が見られたものの晴れといって良い天気でした。
打ち上げ約15分後に「こうのとり2号機」を切り離し。ロケットとしての打ち上げは成功でした。

JAXAプレスリリース
<H-IIBロケット2号機による宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)の打上げ結果について

大塚実の取材日記
H-IIB・F2 打ち上げ後記者会見(第1部) 取材メモ
H-IIB・F2 打ち上げ後記者会見(第2部) 取材メモ

ロケットから切り離された「こうのとり2号機」も「すこぶる順調」とのこと。
関係者のみなさん、おめでとうございます!


種子島でのロケット打ち上げ見学は、公式の「長谷展望公園」から見ることにしました。
お隣になった方や、施設案内ツアーでご一緒した方とおしゃべりできて幸せでした。
撮影した写真は、種子島での回線が細いのでとりあえず版として3枚ほどアップします。
写真をまとめてみました。<続き>からどうぞ。

2011012201
打ち上げ直後。

2011012202
上昇中(等倍でトリミングしたものです)

2011012203
SRB-A分離後(等倍でトリミングしたものです)


打ち上げを見ながら「行ってくれ!」とか叫んでいたり、見終わって無意識にちょっと涙くんだり、この目で見に来て本当に良かったです。これは理屈抜きにくせになりそうです。

本当におめでとうございました。
「こうのとり2号機」の国際宇宙ステーション到着が楽しみです。


それから、今回の種子島での打ち上げ見学記は何らかの形でまとめたいと思っています。
いろいろ経験したのでまとめてみると自分のため以外にも役に立つような気がしています。
自分で経験するといろいろなギャップが見つかって楽しかったので。

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H-IIBロケット2号機射点移動

2011012101

1月21日23時頃よりH-IIBロケット2号機の射点移動が行われました。
種子島で粘っていたのでもちろん見学してきました。

一般の人でも種子島宇宙センター内のロケットの丘より見学が出来ます。
なぜかメーカーの方たちと一緒に見学させてもらいました。
打ち上げ時は長谷展望公園より応援します。がんばってください!


写真は、その時の一枚。
(回線が細いので後日良い写真があったらアップします。)
写真と動画の用意が出来ましたので<続き>にまとめました。

初めて射点移動を撮影するので、ぶれるしピントは合わないしで散々でした。
でも、この目で見るロケットは何とも言えません。これだけでも来て良かったと思いました。
打ち上げがますます楽しみです。

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打ち上げ延期

宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)を打ち上げるH-IIBロケット2号機の打ち上げが延期になりました。

JAXAプレスリリース
H-IIBロケット2号機による宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)の打上げ延期について

ちなみに、私はこの情報を“種子島”に高速船で到着してレンタカーの手続きをしている時に知りました(笑)
種子島最初に聞いた言葉がこれです。もともと天気が五分五分だったちょっとは予想していましたけど、現地で聞くとこれまたちょっとヘビーですね。

有給をフルに使って日曜日の午前中まで滞在する予定なので22日に打ち上がってくれると嬉しいですね。
なにはともあれ、無事こうのとり2号機を国際宇宙ステーションに届けるのが最優先。
無事の打ち上げを現地で祈るばかりです。

今日は、長谷と宇宙が丘と種子島センターをちょろっと見てきました。
明日から種子島を本格的にロケハンしてみようと思います。とりあえず種子島宇宙センターの施設見学は打ち上げ延期を聞いて速攻申し込みをしたのでそこから開始です。

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田舎

去年の10月、会社の出張と家族の帰省が重なったので久しぶりに田舎へ行ってきました。
子供の頃から全然帰っていなかったので約20年ぶりの帰省でした。

最寄りの駅(と言っても田舎まで車で1時間ほどかかります。これでも道路がかなり整備されてずいぶん近くなっていました)まで自力で行き、先に帰省していた家族に拾ってもらいました。
駅に降りてしばらく待っている間に駅前を少しうろついていました。記憶よりもずいぶん寂れて見えました。ただ駅前のまんじゅう屋はしっかりと覚えていました。

家族の迎えが来て田舎へ。新しい道を通ったので全然知らない風景でした。
町に入ると地形は覚えているけどランドマークはほとんど覚えていませんでした。

田舎は漁業中心の町で目の前に魚港があります。子供の頃は、そばの道路からだいぶ離れて海があったように見えたのですが今改めて見ると道路のすぐ目の前に海がありました。
同じように、子供の頃に歩き回っていた範囲が全然狭かった。これは自分でも予想外。子供の行動範囲なんかはこんなもんなんですね。

祖母に会いました。(祖父は30年以上前になくなっています)
ずいぶん痩せていたけど声も話す内容もしっかりしている。この理由は夜に親戚が集まったときに分かりました。
漁港だから漁師が多い。みんな荒っぽいそうです。そうなると女も負けてられず、となるみたい。親戚の女性陣は祖母を含めてよく喋ってやかましいくらいでした。
うちの男どもが荒っぽいかおとなしいかのどちらかの遺伝子を見たようでした。

昔からの大地主の話しを出てきました。病院を経営していて家族のほとんどが医師や大学の先生。残る一人が知る人ぞ知る実業家。漁港前の病院が町の規模に似合わずでかいのは実業家の出身地であることもさるながら、そういう理由だったことを知りました。ああ、納得です。

親戚のおばあさんもわざわざ来てくれました。90歳超えて年相応ながら元気でした。携帯電話を使いこなしているのを見てびっくり。
そもそもインターネットどころか携帯電話も無縁な田舎でしたけど(そりゃ携帯電話は見ましたけど、iPhoneなんて一度も見なかった)こちらが本当ではないかと思いました。
自分の住んでいる空間がそんなギャップの空回りしているように感じました。

メディアもテレビと新聞が主で、世間の懸案事項も別の世界の話しに見えていました。日頃以下にネット漬けだか分かります。
でも、伯母たちが政治問題とか鋭い意見をかっ飛ばしていたのには驚きました。頭で考えただけはなく地に足がついて生活しているからでしょう。自分がしっかり考えて情報を集めて生きているつもりでも、実はふわふわ生きているようにも思えました。

ネット環境はiPhoneのみでしたけど田舎にいた時はそんなに必要性を感じなかったです。自分が住んでいるところには必需品かもしれないけどそれだけはないんでしょう。
どちらかではなく、どちらもなんでしょうね。本当はそんな区別もいらなくて必要な時に必要なものを使って考えていけば良いんでしょう。

田舎には二泊しか出来ませんでした。行く前は長く感じましたけど滞在すると短かったです。
帰る日に祖父の墓参りに行って来ました。墓は山の中腹にあります。なんとなく場所を覚えていました。
そこからは田舎が一望できます。家が見えて海が見えます。その向こうはまた山です。

海を見ながら田舎を後にしました。海を見ると少なからず田舎を思い出すのはこういう風景が頭にあるからだと思いました。これからはチャンスがあれば何度でも田舎に帰ろうと思います。


1年に1回、いつものやつでした。


2011011501

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イプシロンロケット内之浦から打ち上げへ

ちょっとした出張に行っていたら、こんな嬉しいニュースがありました。

イプシロンロケット事業の促進について
上のリンクは、JAXA公式プレスリリースです。(いまいち奥歯に何か挟まったような書き方)

こちらの方が分かりやすいです。
ISASトピック
イプシロンロケットの打上げ射場、内之浦に決定!
南日本新聞
イプシロン射場に内之浦 活気戻ると地元喜び一色

種子島から打ち上げられるH-IIAロケットの補助ブースタSRB-Aを1段目に、内之浦から打ち上げられていたM-Vロケットの第3段ロケットとキックモータを2段目と3段目として組み合わせる「イプシロンロケット」の射場が内之浦に決まりました。

ロケットの打ち上げ場を種子島に集約する話しも持ち上がっていてどうなるかと推移を見守っていました。
「イプシロンロケット」の能力を最大限に活かすなら種子島よりも内之浦という話しもあり、この決定はその話しを裏付けています。

いずれにせよ、日本に2箇所のロケット打ち上げ場が維持されることは大歓迎です。
イプシロンロケットが進化していけば、種子島からも打ち上げられることが考えられます。
次期固体ロケットと呼ばれていた頃に「5年で3機打ち上げ」と計画されていました。内之浦打ち上げ決定を機に「2年で3~5機打ち上げ」まで高めていって欲しい。というかそれを出来る潜在能力を持っている(というか持たせた)イプシロンロケットの活躍が早く見たいものです。

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特攻野郎Aチーム THE MOVIE

何度も映画化の話しはありましたがやっとの映画化でDVD&BD化です。

特攻野郎Aチーム THE MOVIE

映画館で2回も見ました。もちろん「特攻野郎Aチーム THE MOVIE <無敵バージョン>ブルーレイ&DVDセット〔初回生産限定〕」買ってしまいました。


単純にテレビドラマの映画化や当時のドラマを忠実に再現したものではなく、あの4人組が現代に存在したらこんなことになっていただろうという仕上がりになっています。
映画でも過去にさかのぼって「エピソード0」的な作品があります。この「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」はエピソード1というよりも「エピソード0」の要素が盛りだくさんでした。

でも、テレビドラマ版の雰囲気を壊すことなく新しい「Aチーム」が映画館のスクリーンで大暴れしていました。
リーアム・ニーソンがハンニバル役でしたけど、ジョージ・ペパードのハンニバルによく似ていながら精悍さが増していて見応えがありました。
フェイスもボスコもマードックも、ハンニバルに負けず劣らず雰囲気全開で、でも似ているだけではない映画ならわでの“味”が出ていました。
もちろん、テレビドラマのことを知らなくても十分楽しめる内容でこの設定はこれでありですね。

映画では続編が作られそうな終わり方でしたけど、実際はどうなるんでしょう?
これからやっと本来の「Aチーム」の活躍が見ることが出来れば最高です。
いずれにせよ、あのテーマ曲が聞こえてきてあの4人組に再び会えることを楽しみにしたいです。


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明けの明星

明けましておめでとうございます。

去年のブログ更新は、後半に行くに従って滞るばかりでした。講演やイベントが増えてブログにまとめる時間が取れませんでした。……「はやぶさ」効果恐るべし。
今年はいつものようにぼちぼち更新しながら、去年の分をこっそり更新していきます。

それから、ロケット打ち上げを見に行きたい!
こればかりは運にかなり左右されますけど計画だけでもちゃんと立てて前向きにがんばるつもりです。
まずはHTV2号機打ち上げがあります。
しかし、仕事が始まらないとスケジュールが組めない。これから計画建ててそもそも行けるかが疑問ですけど。行けるなら最悪でも身体ひとつでも行く気でいます。さて、どうなることやら。


今年は、新年早々金星の撮影をしてみました。
明るい星ですけど国際宇宙ステーションと違った撮影する難しさがあります。

2011010301
1月1日午前6時20分すぎの「金星(上)と月(下)」
Canon EOS 7D + EF-S17-55mm F2.8 IS USM(55mm)
F2.8 ISO200 1/6秒
(トリミングして縮小(480×640)したものです)

2011010302
1月2日午前5時すぎの「金星」(金星の上に微かに写っているのは、てんびんのズベンエスカマリだと思います)
Canon EOS 7D + EF-S17-55mm F2.8 IS USM(17mm)
F2.8 ISO100 10秒間露光
(ピクセル等倍(480×640)で切り出したものです)


毎年やっていることは代わり映えしないと思いますけど今年もよろしくお願いします。

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