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「おおすみ」40周年記念シンポジウム

2010022101

2月7日は、東京都は上野の国立科学博物館で行われた「おおすみ」40周年記念シンポジウム 日本の宇宙科学の歴史・ペンシルからラムダ、ミュー、そして未来へ および企画展 に行ってきました。

午前中は記録映像上映会、午後はシンポジウムという1日コース。
シンポジウムがあることに気がついたのが遅かったのでダメ元で応募したらなんとか参加出来ました。
相変わらずの今更ですけど、盛り沢山のたのしい1日でしたので書いておきます。

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『私の巣』

新刊が出たと思えば番外編。本編の登場人物たちもちらっと出てきましたけどほとんど通行人と変わらない扱い。でも、とってもマリア様らしい本でした。

『マリア様がみてる 私の巣』
(今野 緒雪著 ISBN978-4-08-601363-5 集英社コバルト文庫)

最初の話しで謎を含んでいるのであれこれ書けません。謎といってもリリアン女学園や山百合会を揺るがす秘密とかではないです。いわゆるネタバレになる内容なのでそこを回避しつつ感想などを。

基本的は家族の話が大きな意味でメインです。私には「姉妹(スール)制度」の持つ意味を見せてもらった感じです。
この作品は、別に姉妹になるのならないのという話しではありません。家族というものを色々な形で見せてもらえる内容なんですけど、どうしてもスール制度が頭に浮かんでしまいます。

マリア様シリーズを読んでいると、高校生の登場人物たちは、山百合会の幹部に関わらずみんな大人びて見えます。もちろん年相応であってもちょっと立派。祐巳さまなんて薔薇様になる段階はすごかったもんな。
山百合会の面々なら生徒会を背負っていく内に身につけていくことなんでしょう。そうでないはずの一般生徒もそれぞれみんなしっかりして大人びています。

その一端を垣間見せるのが「スール制度」だと思っています。今までは薔薇様たちの姉妹関係が面白かったんですけど、一般生徒がどうなっているかと思っていました。この本の状況下で読んでいくとなるほどこういう関係がスール制度につながっていくんだと。それで彼女たちの立ち振る舞いはもとより大人びて見える背景が浮かび上がってきました。

主人公たちの環境がちょっと普通ではないのでそのまま一般生徒の「スール」に結びつくのかなとも思いました。でも、いわゆる普通なんてどこにあるのかは姉妹の数だけあるはずです。そう思えばこの彼女たちの話しも特例ではなくて普通の話しとして見えてきました。そういえば山百合会の面々もそうですね。
マリア様シリーズの側面が違った形で見えて新鮮ですね。

家族は、生まれた時からついてまわる場合と、赤の他人が出会って出来上がっていく場合があります。スール制度は後者に似ています。この作品は家族という言葉を巣に置き換えています。巣立つにはそもそも巣が必要で新しい環境には巣が必要です。その巣の最小単位が家族で、リリアン学園ではスール制度なんですね。

主人公の彼女たち。この先どうなるんでしょう?
そもそも本編がこれからどうなるか気になって仕方がないですけど、この彼女たちも仲間入りです。
何らかの形でその後を知ることが出来たら幸いだと思ったほどのよかった作品でした。

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『数学ガール』

前々から評判が良いことを耳にしていました。読んでみて納得。
去年の年末から現在までとぎれとぎれに2周目です。

『数学ガール』
(結城 浩著 ISBN978-4-7973-4137-9 ソフトバンククリエイティブ)
『数学ガール フェルマーの最終定理』
(結城 浩著 ISBN978-4-7973-4526-1 ソフトバンククリエイティブ)
『数学ガール ゲーデルの不完全性定理』
(結城 浩著 ISBN978-4-7973-5296-2 ソフトバンククリエイティブ)

「数式の意味がよく分からないときには、数式をながめるだけにして、まず物語を追ってください」とあるように文系の私でも十分楽しめました。
主題「数学」、補助線「青春」(+「数学」ですね、やっぱり)の物語。
数式の意味はやっぱり分からないけど、物語の中に繰り出されていく数字と主人公たちの言葉をたどっていく旅は楽しい。数学という世界が分かったというの不遜ですけど、どういう世界が広がっているか見渡す場所を教えてもらったようでした。

この中から1冊となるとやっぱり『数学ガール フェルマーの最終定理』ですね。
サイモン・シン『フェルマーの最終定理』を読んでいて気になった言葉がありました。フェルマーの最終定理を証明したアンドリュー・ワイルズは、この問題に取り組むにあたって新しいテクニックをいじり回して身につけた、とあります。それも1年半も。
このサイモン・シンの本も大変面白く壮大な歴史書を読んでいる楽しみがありました。でも、1年半もワイルズは何をやっていたのか想像出来ません。何回か読み直していますけどやっぱり感想は、「1年半“も”?」でした。
数学ってすでに公式やら定理やら完成されていてそこから一歩踏み出すためにあれこれやっているとか勝手に思っていました。テクニックをいじくり回すって公式や定理を見直すのとはちょっと違うような気がしていました。

サイモン・シンの本を読んだように、ときたま数学や物理の本を頑張って読んでみますけどさっぱりです。
出てくる数式の意味が分からない。その数式から描かれるグラフや値の意味っていったい何を意味がしているのかさっぱりです。そもそもどうしてそうなってそこへたどり着くのやら見当もつきません。

でも、『数学ガール』は、「例示は理解の試金石」「偶奇を調べる」など具体的に数字をいじっていき公式や定理を説明していく。そこには無味乾燥な数式の展開があるのではなくて、主人公たちの試行錯誤を追いかけていくと少なくともその道筋が見えてくる。
数式は分からないけど、どこへ行こうとしているのかどこへたどり着いたのかを『数学ガール』は丁寧に書かれています。こういう本は初めてですね。

補助線である「青春」
この青春は主人公たちだけのものでなくて、読み手が物語と一緒に歩いていく手助けになっていると思います。
数学が主題・補助線ですからまあ地味です。地味に見えるのは本文にある「孤独な数学者は論文を書く」につながっていくと思います。でもこの見出しには「生産的孤独」と名付けられています。地味だけと前向き。そういう青春が羨ましいです。
よく『数学ガール』は「数学」+「青春」と紹介されいます。この足し算は偉大ですね。

数学ガールを読んでみた後、ワイルズがテクニックを磨いた期間が「たった1年半か!」になりました。
もちろんフェルマーの最終定理が分かったわけではないですけど、その個々の要素はこんな姿や関係性を持っていたかおぼろげに見えたようです。ワイルズや世界の数学に関わる人たちが日々どんなことを考え、数字をいじっっているのが『数学ガール』の物語から橋が架かって見えてきそうな気にまでなりました。

数字や数式を読み込んでいく(って気分だけですけど私の場合)楽しさを思い知らされたシリーズでした。


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2月6日5時過ぎの国際宇宙ステーション

このところ、野口宇宙飛行士が滞在している国際宇宙ステーション(ISS)が朝方に見えます。
2月6日5時過ぎのパスがちょうど自宅から見えやすい条件です。
ロシアのプログレスM-04M補給船を打ち上がってドッキングしています。これまた少しは見やすくなっているでしょうから写真撮影がてら見てみることにしました。

前日の天気予報では6日は晴れ。見るにも撮影するにも問題なさそうです。
前回の経験を活かして撮影目標物をこと座あたりに定めて可視時間の午前5時4分を待ちました。

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iPhone購入

正月休みに思わずiPhone 3GS(32GB)を買ってしまいました。

今までウイルコムのWILLCOMのAdvanced/W-ZERO3[es]を使っていました。だんだん通信速度の遅さに不満がたまってきました。OSのアップデートもさっぱりですし。
iPhone自体は、前から欲しかったのですが、64GBモデルが出るまでは、ソフトバンク以外から出るまで(笑)は買わないと決めていたんですがね……。
去年あちらこちらでiPhoneを見かけてこれはいいなと指をくわえる毎日。

ウイルコム新機種のHYBRID W-ZERO3の発売を知ってがっかり。QWERTY配列のキーボードがない! これがあるから今までW-ZERO3シリーズをを購入していたのに。
ちょうどW-ZERO3の2年縛りが切れる時期だし、iPhoneもキャンペーン中だし、と方針をあっさり曲げて購入となったわけです。

購入したからぼちぼち1ヶ月となりますので良かった点悪かった点など。

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「北限の猿」

再び、こまばアゴラ劇場にて青年団の「北限の猿」を見てきました。

青年団 第60回公演 『北限の猿』
『カガクするココロ』『北限の猿』2本立て公演
【作・演出】平田オリザ 2009年12月26日-2010年1月26日

少し早めに劇場に到着してしまったので他のお客さんを来るのを見てました。
意外だったのが当日券を買われる方が多かったです。ネットで予約して取れるかどうか毎回どきどきものなんですけど。見慣れている方はうまいもんです。

けっこう熱心な方がおられて係の方にいろいろ話していました。
最寄り駅「京王井の頭線駒場東大前」には劇場の案内があったのに今日は見あたらなかったとか。別になくなったわけではなく、今は階段横の壁に貼ってあるそうです。帰りに見たらちゃんとありました。

そんな光景を見ていると開演の時間となりました。

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「カガクするココロ」

正月休みに東京都目黒区は駒場にある「こまばアゴラ劇場」に「カガクするココロ」を見てきました。

青年団 第60回公演 『カガクするココロ』
『カガクするココロ』『北限の猿』2本立て公演
【作・演出】平田オリザ 2009年12月26日-2010年1月26日

今回の公演は「北限の猿」と二本立てです。どちらも見たかったのでニ本とも行ってしまいました。
まずは「カガクするココロ」から。

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