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JAMSTEC横浜研究所施設一般公開

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11月7日は、神奈川県は金沢区にある海洋研究開発機構(JAMSTEC)横浜研究所」の施設一般公開に行ってきました。
年に1回、「地球シミュレータ」を間近で見られるチャンスが到来する日でもあります。
今年は新システムに更新されての公開です。なにが何でも人数限定「地球シミュレータ」探検ツアーに参加してやろうと朝一番から挑戦し続けました。

結果は想像通りです(笑)
でも、公開セミナー・サイエンスカフェをがっつり聞けましたので元は十分に取れました。

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受付を済ませて施設内へ。検温はありませんでしたけどアルコール消毒を進められてからの入場でした。
入ってすぐに目に飛び込んできたのがこれです。
地球深部探査船ちきゅうの「ライザーフェアリング」
掘削用のライザーパイプに取り付けて使うものです。詳しい説明を調べたら強潮流対策だそうです。

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「ビームステアリング合成開口ソナー」
でっかい箱に見えましたけど海洋探査の効率を目指して作られた物です。

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図書館にあった本たち
「ARIA」に「まんがサイエンス」に「HAL」ですか!
研究書籍・雑誌に混じってなんであるかと思えば、なんでも子供たちが利用する場所でもあるので有志が寄贈したものだそうです。良い取り組みだと思います。
このラインナップは私のツボでもあります。

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「しんかい6500」完成20周年記念展
有人深海調査船「しんかい6500」のパネル展示や乗船した著名人のサインなどありました。

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キッズハウス横のテニスコートで行われていた「うみのオリエンテーリング」
生物データを整理・公開する手法である「インデキシング」を学んでもらうことを主とした企画だそうです。インデキシングの説明はパネル展示にありました。
「海をしらべる船や機械が撮影してきた、生き物や海底にあるものの映像に、名前や特徴などの説明をつけることなんだ」 たぶん、こんなことだと思います。

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「極地ジャケット」
どこにでも航海するJAMSTECならの展示物です。

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屋外にあった「検層トラック」
「地球の内部を調べる内視鏡」と説明されていました。ボーリングしたあとにセンサーを入れて引き上げならが地層を調べていく装置です。このトラックは日本に2台しかないそうです。いつもは長岡にあるそうですけどこの日のために横浜まで走ってきたそうです。

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ラジオゾンデの内部。
普通の単三電池を使っていました。使用時間が短いのでこれで問題ないそうです。

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シミュレータ研究棟の「地球シミュレータ」
性能が上がって使用台数も少なくなったので消費電力もかなり減ったそうです。
ああ、今年も探検ツアーに参加出来ませんでした。7回すべて外れるんだもんな……(笑)

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地球シミュレータの外観
検層トラックを見たついでにちょっと足を延ばしたら見ることが出来ました。
かまぼこ形の建屋に周りを取り囲む避雷針が特徴的です。

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サイエンスカフェ「新しい地球シミュレータ」
サイエンストークを楽しむコーナーです。「地球シミュレータ探検ツアーに外れた人はどうぞ」と非情な呼び込みしてました。ええ、聞きましたとも。
スーパーコンピュータの過去・現在・未来を地球シミュレータの歴史を交えてのお話しでした。探検ツアーでも見られない場所の映像も見ることが出来ました。

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サイエンスカフェ「深海から宇宙まで JAMSTEC×JAXA共同実験」
これも目当てのひとつでした。
10月17日に筑波宇宙センター特別公開時に行われた<深海から宇宙まで ~「きずな」を使った公開大実験
 学術研究船「白鳳丸」から海中の様子を衛星生中継
>の話しです。整理券がまっ先になくなるほどの人気でした。
整理券を取り損ねたのでどうなるかと思いましたけどなんとか座ることが出来ました。けっこう立ち見の人もいましたね。

トークが始まった途端にトラブル発生。このトラブルシューティングを行っている間に、10月17日の共同実験の裏話をされて場をつないでいました。
不謹慎ながらこの話しを聞いて今日は元が取れたと思いましたよ(笑) あの実験いろいろあったんですね。

講演の内容は、海のインターネット事情から始まって、今回の実験の目的や「きずな」がどれだけ凄いか「ピカソ」がこれまた凄いのかなどなど時間いっぱい深海と宇宙を堪能できました。
「きずな」のクリアファイルもいただいてうはうはでした。

ちなみに、当日魚がいなかったのは理由も話されました。魚がいる場所を選んだのですがそこは金田湾の漁場でした。朝一番で漁師さんたちが根こそぎ取ってしまったからだ、そうです(笑)

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「しんかい6500」完成20周年番組 飛び出せ!科学くんスペシャル 特別トーク会「乗船スタッフが語る番組秘話」
9月15日に放送された「飛び出せ!科学くんスペシャル」で中川翔子さんが「しんかい6500」で深海5351メートルに到達した時のエピソードなどをプロデューサの方やJAMSTECの科学者の方を交えての楽しいトークでした。

実は、この番組を見逃しておりました。このトーク会でダイジェスト版の番組を見ることが出来ました。また、本放送で見送られたお蔵映像など公開されました。
ちなみに、JAMSTECから企画を募集して「飛び出せ!科学くん」に決まったのはやっぱり中川翔子さんだそうです。なんでもみなさんしょこたんの魅力と知識にめろめろだったらしいですね。企画選定自体は真面目に行われてノンフィクション作家の山根一眞さんたちも参加されたそうです。

台風が真横を通ろうが海底で砂を巻き上げようが潜航時間があと1分遅ければ怒られる状況であれだけの映像を納めることが出来た、「しんかい6500」の乗組員、「よこすか」の支援スタッフ、しょこたんの“引き”などあったそうです。

地球シミュレータに外れ続けて聞いた特別トーク会でしたけど、いや本当に楽しい内容でした。この特別トーク会も一緒に納めた「しんかい6500」完成20周年番組 飛び出せ!科学くんスペシャルのDVDが出ないでしょうか?


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地球シミュレータを見学中に見かけたもの
ここでもですか! しゅみ子ちゃん、だそうです。JAMSTEC始まったか!?

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探検ツアーに外れ続けて、気がつけば展示にサイエンスカフェに特別トーク会とJAMSTECの思惑にはまって(笑)最後までうろちょろしていました。

探検ツアーの抽選時間が気になって、いまいちゆっくり見て回れない状況はなんとかして欲しいですね。
でも、それを除けば見どころ満載聞きどころ満載の見学が出来ました。
次の機会にはぜひ……。

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