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傍迷惑

北朝鮮による飛翔体事案関連情報
朝鮮中央通信「人工衛星の軌道進入に成功」
「何も軌道に入らず」=北の打ち上げ失敗か-米防衛司令部

半分くらい「やるやる詐欺」でブラフかと思っていました。日が経つにつれて現実味を帯びてこんな日を迎えるなんて。打ち上げを諦める名誉よりも打ち上げる面子を選んだのでしょうか?
情報があまりにもないし、出てくる情報は信憑性がないので想像しか出来ません。
ちょっと詳しい人・とっても理解している人の感想を読んでいると「傍迷惑」の一言に尽きていますね。


いわゆる空襲警報なんでしょうね、この騒ぎ。日本政府が一番落ち着け!だったような気がします。
なんでこんなことになったのか。よく分からないけど騒いでしまった人はこちらを読んでみるとよいと思います。

近づく「テポドン2」打ち上げ
杞憂のような事態に備える


いくらロケット・人工衛星好きでもこれはダメです、アウトです。
日本のロケットが打ち上げられるからといって他国が撃墜する準備を実際にするなどありません。
しかるべき関係機関に情報を流して、あらゆる危険を回避すべく準備した上で打ち上げる。打ち上げ直後も他国の上空を横切らないように追跡管制する安全措置を講ずる。

日本でも打ち上げ個所が2個所あります。どちらも地球を縦回りで周回する極軌道に乗せる場合は、一度東から南東へ向けて打ち上げて他国上空へ飛行しないように方向を変えてから南へ向かいます。(打ち上げ場所のひとつである内之浦からだと、単純に南へ打ち上げると同じ鹿児島県・種子島上空を飛ぶことになります。これもちゃんと回避して人工衛星を打ち上げています)

ロケットにしろ人工衛星にしろ打ち上げれば他国というものを無視することは出来ません。
このことを踏まえて上でロケットは打ち上げ計画が立てられ実行されています。
日本だとこの様にインターネット上に情報があり、誰でもその計画書を読むことが出来ます。いずれも南へ打ち上げるロケットの計画書です。

H-IIAロケット15号機の場合
平成20年度冬期ロケット打上げ及び追跡管制計画書(PDF 2.01MB)

M-Vロケット7号機の場合
M-Vロケット7号機(SOLAR-B)実験計画(PDF 1.93MB)


ただでさえ問題だらけの国がやった行為です。「ロケット」なのか「ミサイル」なのか関係ないことですよ、今回にしろ以前にしろ。本当に「通信衛星」を積んでいてもだめですね……。

こんなことが2度と起きないようにしてもらいたい。
と、同時に単に流れてくる情報だけに惑わされず、本当の「ロケット」と「人工衛星」の理解を深めるきっかけになって欲しいと思います。

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