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JAMSTEC横浜研究所施設一般公開

2008102001

9月20日は、神奈川県は横浜市金沢区にある「独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC) 横浜研究所」の施設一般公開に行ってきました。

お目当ては「地球シミュレータ」探検ツアー。普段はガラス越しにしか見ることが出来ない地球シミュレータを間近で見るチャンスです。でも、抽選制という難関はありますけど。
前日から台風が接近しており、JAMSTECのホームページに天候による一般公開開催判断基準が出るほどでした。ところが、台風は関東地方に上陸することなくうまい具合に逸れて事なきを得ました。

前回訪れた時は、地球情報館しか自由に入れませんでした。今回は、「交流館」「シミュレータ研究棟」など自由に見て回ることが出来ました。
相変わらずの今頃ですが、施設一般公開の様子を写真で紹介、です。

2008102002
「海底地震計」<地球情報館1階>
実物です。海底5000メートルまで使用できるそうです。
電流を流して重りを切り離して浮かぶ仕組みを説明していただきました。

2008102003
「深海・地球カフェ」<地球情報館1階>
研究者の方(はっぴを着用)がカフェのメニューに沿って数々のお話をされていました。
研究中の撮影した動画などなかなかお目にかかれないものが見ることが出来ました。

2008102004
「掘れば出てくる、地球の秘密」<地球情報館2階>
2階の回廊状になっているスペースでパネル展示。
写真では分かりにくいですが、回廊になっているスペースの3分の1周をつかって、地表からマントル部までのあれこれを地球深部探査船「ちきゅう」にからめて紹介してありました。いやー、長い(ここでは深いか)こと!

2008102005
「みんなで作ろう!うみの工作コーナー」<地球情報館2階>
こういう施設一般公開では“お約束”で“大人気”のコーナー。

2008102006
「新たな炭素循環観測に向けて」<交流館1階>
海洋二酸化炭素分圧センサー。
地球温暖化で問題視されている二酸化炭素。海洋中の二酸化炭素についてはあまり観測がされていないそうです。そこでこの装置を開発して観測しようというものです。

2008102007
「公開セミナー」<交流館2階>
「地球シミュレータ~これまでの成果と今後の計画~」を聴講しました。いかに地球シミュレータが凄い理由や産業利用の進展や台風の進路予想などの成果を紹介していました。
なんでも進路予想は「地球深部調査船ちきゅう」の方々に喜ばれているとか。なんでもママチャリなみ(!?)の速度でしか動けない「ちきゅう」にはこの予報のおかげで助かっているとか(笑)

2008102008
「地球環境の探求と将来予想への挑戦」<交流館2階>
地球シミュレータで気候実験を行った数値モデルのソースコードの一部。
すげー、と見入ってしまいました。

2008102009
「地球シミュレータ」探検ツアー<シミュレータ研究棟>
1時間毎に行われた抽選会の風景。
5回挑戦しましたが、地球シミュレータの女神は微笑みませんでした……。
1回12組(1組最大3人)のツアーでした。多くの人がマシンルームに入ると温度が上がってしまうのでこれ以上は無理とのこと。
ちなみに、すべての抽選が終わった後で係の人にどれくらいの人が抽選したか尋ねたところ、正確ではないですがとの断りがあった上で735組(ちょっとうろ覚え)とお答えいただきました。
う~ん、とっても残念でした。

2008102010
「地球環境カフェ」<シミュレータ研究棟>
フリードリンクをいただきながら、科学者のお話しを気軽に聞けるコーナー。
「北極海の海氷の変化と日本の気候への影響」を聞かせてもらいました。

2008102011
「海水の氷と真水の氷」
地球環境カフェを聞いている最中に回ってきました。
見た目からして違っています。海水の氷はとてももろかったです。

2008102012
「北極海を摸して凍らせた氷」
同じく手元に回ってきた氷です。写真だと分かりにくいですが上からだけ冷やして凍らせたので冷凍庫で出来る氷と違って塩分が抜けた部分だけ凍っています。

2008102013
「未来を予想するシミュレーション科学」<シミュレータ研究棟>
地球シミュレータの研究成果をパネルや映像で紹介していました。
写真はオーロラの数値シミュレーション。ちょっと見ただけではこれが計算結果とは分からないですね。

2008102014
「地球シミュレータ」<シミュレータ棟>
本日お目当ての世界最高性能を誇ったスーパーコンピュータです。中に入りたかった……。
ここでは、来年3月に更新される「地球シミュレータ2」のパネル展示も行われていました。実効性能は現行システムの2倍以上、2009年3月より6年リースで運用とのこと。

2008102015
同じく地球シミュレータの見学場所です。
最後の抽選が終わった後、とりあえず外からでも見て帰るかという人でごった返していました。

2008102016
「キッズハウス」<ゲストハウス>
施設の離れのような場所にゲストハウスがありました。ここでは子ども向けのお話し会や実験教室など行われていました。輪投げなんかもやっていましたね。
写真は「しんかい6500」の模型(10分の1)です。

2008102017
施設内をうろうろしているとスタッフジャンパーを着た方が立っておられました。
何をしているかと思えば、なるほどそこは臨時の喫煙所でした。お疲れさまです。


なんだかんだで、施設公開終了間近まであちらこちら見て回っていた1日でした。
探検ツアーの抽選の間の時間を使ってうろうろしていたのでかなりの見学を楽しめました。でも、その反面抽選時間が気になって(笑)セミナーなどに参加できませんでした。
それから「計算」のための施設ですから致し方ないですが、ガラス越しでもマシンと同じ床の高さから見えるよ場所があればもっと良いのでは、と思いました。


2008102018
シミュレータ棟に行くための階段を下から見上げたところ。
今度訪れる時は、この先にどんな“未来”が待っているか楽しみですね。

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