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『“文学少女”と神に臨む作家』

とうとう最終章を迎えてしまいました。
とっても名残惜しいです。

『“文学少女”と神に臨む作家 上』
(野村 美月著 ISBN978-4-7577-4173-7 ファミ通文庫)
『“文学少女”と神に臨む作家 下』
(野村 美月著 ISBN978-4-7577-4371-7 ファミ通文庫)

上巻で数々の謎が明らかにされつつありました。それでも物語はこれから先に進むのかすら分からない状況でした。
下巻を読み進みにあたってその謎が明らかになっていきます。そのたびに本を読むのを止めては一度気合いを入れ直して何とか読み続けました。謎が分かるに度に辛かったですね。それでもいつの間にかに最後まで一気に読み終わっていました。

「文学少女」の物語は、というよりは“妄想”はこの作品の中でずっと続いていたんですね。
それは苦しみや痛みを超えていろんな人物に受け継がれ、ひとつの作品として結末を迎えたのだと思います。
私にとっては、想像はしていたけど想像していないエピローグでしたね。なくても作品として十分満足出来ましたけど、私の趣味としてあのエピローグはあって良かったと思います。……ちょっと甘いかな(笑)

人から見れば些細なことでも当人にとってはどうしてもこだわり続けるプライドのようなもの。それを自分でどう折り合いをつけていくか。人それぞれの方法で見つけたり見つけなかったりしていく。そのような過程を成長っていうんでしょうね。
主人公たちの成長を長い間読んでいった作品でした。読み続けて良かった作品でした。


本編はこれで終幕を見たわけですが、短編集や漫画連載やらでもう少しこの作品とつきあっていけるようです。
こちらも期待出来ますね。

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