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気象衛星「ひまわり」の行方

このニュースを聞いたときは、ここまでおかしくなっているのか!?と思いましたよ……。

松浦晋也のL/D:<気象衛星の危機的状況
MTSAT打ち上げを追う!:<気象衛星「ひまわり」が消滅の危機

これだけ身近な衛星を予算不足の一言で次号機を打ち上げられないとは。
必要性とか重要性とかあるんでしょうけど、この人工衛星はどちらも兼ね備えている立派なものだと思うんですけど。

それよりも不思議なのは、航空保安システムとしての運輸多目的衛星はどうするつもりなのでしょうかね? 国土交通省は、別の衛星を仕立てて独自に打ち上げるのでしょうか?

この危機を乗り越えるのに、よくあるパターンのJAXAの予算を削って、気象庁だか国土交通省かに与えて、それをもって「ひまわり」の後継機を打ち上げるとかないですよ……ね? そんなことしていたら、衛星は準備できたけど、それを打ち上げる機関がだめになっていました、とかになるよな絶対に。

私が思いついた最悪案は、「情報収集衛星」として打ち上げられてしまうこと。
「ほら、今まで情報が出せませんでしたけど、宇宙基本法のおかげで新しい衛星をちょっと軌道を変えて気象情報を提供できるようになりました」とか!? 多分この説明で先生方と大半の国民はだませると考えるよな、あの人たち……。予算はいつものマジック使えばいいんだし。

本来なら宇宙基本法をもってして、国土交通省や気象庁に予算をつけて「ひまわり」後継機・予備機打ち上げでしょう。宇宙基本法の試金石になる件ですよね、この問題。でも、まだ実行する法律がないからとかで逃げられてしまうんですかね?

しかし、前向きに考えると「ひまわり」後継機の予算化って意外にハードルが低いかもしれません。その理由は、この衛星の重要性や必要性を説明しやすいと言う点です。
これだけ生活に密着している人工衛星は他にはありません。「ひまわりが危ない」ということは詳しく分からなくても直感的に天気予報などと結びついているから誰でも想像しやすい。つまり、予算化にあたっての正当性の説明が他の衛星に比べてしやすい、と言えます。(「○○○○2が危ない」って言っても誰も分かってくれないもんな~)そこから広げていけば突破口は見つかるのかもしれません。
すでに気象庁ではさんざんやっていると思いますけど、一貫性を持った正当な理由だから意外なところから予算を出してもらう手ではないかと思います。

すでに金木犀さんのところで<「ひまわりを救え! 勝手にプロジェクト」勝手に推進中>が始まっています。
まずは気象庁にがんばれメールを送ってみましょう。

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