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航空宇宙技術研究センター一般公開

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今年も4月20日に東京は調布「JAXA調布航空宇宙センター」で行われた「航空宇宙技術研究センター一般公開」に行ってきました。
前日「筑波宇宙センター特別公開」で歩き回ったおかげで疲れてしまい(笑)朝一番から行けずに急いで回ることになりました。

初公開や撮影禁止などいろいろあった公開でした。いつものように写真で紹介。

●第1会場(航空宇宙技術研究センター)

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受付を済ませるとこんなポスターが目に入りました。
MRJ(三菱重工が開発している国産旅客機)に関する展示があるとは。これは楽しみ(とこのときは思っていました)

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展示室の「小型超音速実験機」
本当は2機製作され4回実験する予定だったと“聞き耳”しました。実際は1回だけ。もったいない……。

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遷音速フラッタ試験設備の「実験装置」
どこにでもある“扇風機”を使って分かりやすく装置の説明をされていました。

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1m×1m超音速風洞の「模型に力をかけて測ってみよう!」
風洞用の模型に力をかけてぴったり10キロになるか遊ぶことが出来ました。なかなか難しかったです。

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超音速エンジン試験設備の「エンジン」
なんでも元々標的用のエンジンだった奴とか。マッハ2出るそうです。

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極超音速エンジンの研究前で行われていた「スペースプレーンを作ろう」
子供たちに大人気で「これすごい面白いよ!」と大絶賛している子供がいて係の方苦笑い。
強風の中でもかなり遠くまで飛んでいましたね。

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騒音試験設備の「多目的低騒音風洞」
床が鉄格子状になっていたので実験に差し支えないか質問させてもらったら、特に問題なく人が歩くためにしているとか。床に貼られている材質自体は、とても柔らかいものなのでこうしないと歩けないそうです。
模型での実験なのでスケール効果で低い周波数は本来の測定にはあたらないそうなのでこのような措置でも実験には差し支えないそうです。なんでも聞いてみるものですね。

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同じく騒音試験設備の「固体ロケットモータの音響計測」
この前能代で行われたM24地上燃焼試験(2008年3月7日)とNAL735地上燃焼試験(2007年12月17日&22日)がDVDで紹介されていました。
ちなみにNAL735は、小型超音速実験機の打ち上げに使用されたものと同じロケットモータです。

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6.5m×5.5m低速風洞の「撮影禁止」
見応え十分な風洞なので今回も内部に入れるかと思ったら、入れるけど撮影禁止。外からは見えないように目隠しまで……。「ここから先は、JAXAの所有ではない模型が展示されています」とのこと。
MRJのでっかい模型がありましたよ……残念。
ここ以外にも2m×2m遷音速風洞も同様の理由で撮影禁止でした。
「国産旅客機高性能化技術の研究開発」に関わっていますからね仕方がないです。いつかそのうちを期待します。

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航空エンジン用試験設備とエンジン技術の研究の「ターボファンエンジン試験設備」
改修後初公開の施設です。

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月面ロボット作業実験場の「月着陸機と月面車」
「月・惑星探査プログラムグループ」の展示です。
月周回衛星「かぐや」紹介ビデオも流れていました。どうやら「遥かなる月へ「かぐや」の軌跡」のようですね。


●第2会場(航空宇宙技術研究センター飛行場分室 )

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複合材料試験装置の「YS-11水平尾翼構造」
ところどころ疲労のような部分も見えますが頑丈な機体だったんですね。

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2m×2m低速風洞の「内部」
今回は、風洞内部で“体験”することが出来ました。低速と言ってもいやすごい風でした。

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実験用航空機の「屋外展示」
空飛ぶ実験室「MuPAL-α」「MuPAL-ε」「クイーンエア」の屋外展示です。おかげで格納庫の中もいろいろ見ることが出来ました(笑)
天気がよかったのでいつもよりも“輝いて“見えました。

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国産旅客機の研究/無人・未来型航空機の研究の「災害監視無人機システムの研究」
機体下部のカメラの映像をリアルタイムでスクリーンに投影していました。

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時間ぎりぎりまで回っていて公開終了時間になってしまいました。
第1会場に戻って帰宅しようと思って正面を見たら……。
JAXAの“アニマル隊”が見送ってくれました。見つけた子供たちが飛びかかるくらい好評でした(笑)


今回は午後一番で見て回ったので見落としたものも多かったと思います。
次回はぜひがんばって見て回ろうと思います。
それにしても一部撮影禁止はちょっと残念でしたね。でもこれが本業ですから理解しないと。
でも、いつの日か公開・撮影OKの日が来るような成果を期待しています。

楽しい見学が終わって数日後のニュースでびっくり。……誰だよ公開日で盗難なんて。
公開見に行った人がみんな気分を悪くしたと思います。
さっさと犯人捕まえて、超音速風洞で頭冷やしたれ!

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