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「昭和のロケット屋さん」発売記念トークセッション

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相変わらず今頃ですが東京は池袋の「ジュンク堂書店」で行われた「昭和のロケット屋さん」発売記念トークセッションに行ってきました。

『昭和のロケット屋さん』が発売されてのイベント。
出版にまつわる裏話や失敗話など“のどかな”イベントになるのかと思っていったら大間違い(笑)
全速力の「ロケットまつり」でした。

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イベント会場の「ジュンク堂書店」
池袋は駅をはさんで書店が豊富な街です。この「ジュンク堂」が出来てから各店リニューアルなど入って色々な意味で良くなりましたね。

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4階の喫茶店が会場でした。受付で料金を払って飲み物を1杯注文して席に着きました。

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会場はロフトプラスワンと違って出演者の方々の距離がこんな感じでした。
何より明るい(笑)


19時よりイベントが始まりました。なんとロフトプラスワンのプロデューサの斉藤さんが来られていました。
前説ではありませんが会場に初めて来た人など確認されていました。

珍しく出演者の自己紹介から始まったイベントでした。
それが終わったら各々による『昭和のロケット屋さん』の感想から始まると思っていました。
しかし、自己紹介が終わったとたんに前回のロケットまつりで垣見さんが話された「生産技術」の話しから一気に「ロケットまつり」!

今回は、ロケットの上段に使用される球形ロケットモータ。それに使用されるチタン合金の話しが中心でした。
ロケットに使用するチタンはどうやって作るのからはじまってチタンの扱いにくさに供給の不安定さなど話しが出てきました。旧ソ連の潜水艦が絡んでいたとは知りませんでした。

チタン自体も温度管理をちゃんとしないとプレスが出来ない。冷えてしまうとチタンの表面が酸化して硬くなり削ろうにもバイトの刃が飛ぶ。プレスも押しても全然曲がらない、の苦労話・失敗話も出ました。
そこでどうしたかというと、色々試行錯誤して後で特許になる方法でなんとかなったそうです。
詳しく書いていいのか分からないので、ヒントとして似た手法が『昭和のロケット屋さん』に出てきます(笑)

こんな感じでいつものロケット中心の話しよりも生産技術や工作機械の扱い方などなどロケットを支える“もの”たちの話しを聞くことが出来ました。
ロケットは値段が高いものですがこういう苦労話や失敗話を聞いていると値段もそれなりのものになるんですね。でも、メーカーですからそこら辺はよろしくやっている話しもありました。製作で余ったチタンの利用法とか(笑)

技術やノウハウをゼロから作っていく話から人もどうやって育てていくかの話しもありました。
これは現場で活躍されていた人たちの体験談・経験則が聞けました。
いつもの「ロケットまつり」にない話題だったので新鮮でした。ちょっと後で詳しく調べてみようと思いました。

いつもより短い2時間弱のイベントでした。
でも、その分濃い話しが聞けたと思います。
会場が明るかったので、出演者のみなさんがよく見えました。
松浦さん笹本さんあさりさんのお三方がが乗り出して話しを聞いているのが見えました。今回の話しはやっぱり面白かったんだと実感しましたね。

いつもと違ったイベントでしたけど、いつもの「ロケットまつり」の楽しさ満載でした。
楽しい時間をありがとうございました。


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イベント中に「ペンシルロケット・2段式ペンシルロケット」が回ってきました。

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光栄なことに両方とも手元に来てじっくり見ることが出来ました。参加して良かった……。

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