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『昭和のロケット屋さん』

2007122311

待ちに待った本が出版されました。
これは凄い本になるとは思っていましたけど想像以上でした!

『昭和のロケット屋さん ロケットまつり@ロフトプラスワン』
(語り:林 紀幸+垣見恒男 聞き手:松浦晋也+笹本祐一+あさりよしとお<宇宙作家クラブ> ISBN978-4-7678-0522-1 エクスナレッジ)

日本の戦後最初のロケット「ペンシルロケット」から「M-Vロケット」までの話しが満載。それも歴史的な一コマの話しではなくて現場で働いていた人たちの言葉で語られている内容です。
宇宙開発ファンとして面白くないわけがない。
東京は新宿で行われているロケットまつりのトークライブが書籍となって発売です。
20回近いトークライブの内容が1冊の本となっています。

現場の話しはもちろんのこと裏話や失敗談など普通の講演等では聞けないことばかり。
宇宙開発関係の本となると総括的な話しの本があります。それはそれで面白いのですがファンとしてもどかしい部分があります。
この本は、のどから手が出るくらい具体的で歴史として見聞きしたことが実はこんな風だったんだ(笑)と知ることが出来ます。
また、中に納められる写真も初めて目にするものばかり。非常に貴重な資料とも言えます。これだけでご飯3杯は軽くいけますね(笑)
今となってはなかなか伺えしれない宇宙開発初期の頃がよく分かります。

もっと凄いのが付録のDVD。
ペンシルロケット・ベビーロケットの記録映像にK-10Cロケット2号機の事故映像。
本としてはちょっと高いけど、この映像を見られるとなると安いとの“解説”がロケットまつりでありました。
トークライブの音声も一緒に入っているので「ロケットまつり」というトークライブがどんなものかもよく分かります。


2007122312
表紙は実物大の「ペンシルロケット」

2~3ヶ月に一度くらい不定期で行われている「ロフトプラスワン」のトークライブ「ロケットまつり」
幸運なことに第3回目から参加させてもらっています。その面白さ満載の本ですね。
実際のトークライブではこんなにすんなりと話しが進んでいるわけではなく、横道へそれたり昔に戻ったりと未だにペンシルとラムダあたりをうろうろしています。もちろんMロケットの話しも出てきていますけど(笑)
もちろん、お店を出たら忘れる話しや全部オフレコ!という話しも多々あります。
その一部が載っているところもうれしいですね。
読み返しているだけで「ロケットまつり」で大爆笑しているあの空間がよみがえってきます(笑)

そんな乱れ飛んで楽しい内容を、この本は見事に年代に基づいて整理整頓して編集されています。
当初の発売予定より遅れはしていますがこの編集内容を見ていると納得できますし、「ロケットまつり」が進むたびに“新事実”が出てきますから、逆の本に内容の厚みが出ていてお得な内容です。

この本を製作している段階で資料と出来た写真などがすごいのでこれをまとめて出版しようという話しも上がっています。また、トークライブ自体もまだまだまだこの本に書かれていない内容もありますから第2弾第3弾を早く読みたいですね。

よろしければお手に取ってみてください。ロケットの話しですけど面白いですよ!
→「オンライン書店ビーケーワン:昭和のロケット屋さん

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