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『アイの物語』

発売されているのは知っていました。けどなぜか読まずにいた本です。
あるところで『最近のオススメ小説』の話を“聞き耳”をしていたらとにかくおすすめとのこと。
しばらくしてから手にとって読んでみました。なんですぐに読まなかったか後悔しましたよ。

『アイの物語』
(山本 弘著 ISBN4-04-873621-3 角川書店)

技術(道具と置き換えてもよいかも)なんていうものは性善説と性悪説があります。どちらがよいとか悪いとかでなくてそういう面を併せ持っているものです。
「銃が人を殺すのではない。人が人を殺すのだ」(ちょっと極端ですが)という言葉もありますけど、技術を発展させてきた我々の先のあるものがこの本ではSFという形で提示されていると思いました。

聞き耳している段階で、ストーリーは知ってしまったのですがそれでも良い話しでた。結末とそこへ至る過程は全然の予想外でしたね。
数編の短編の最後に長編としてのすごいラストが待っていました。まさに“物語”ならでの醍醐味でしたね。
読み終わって「確かにそうかも……」と思ってしまいました。思わず。
そういう意味では読了後ちょっと怖いかもしれません。でも、“物語”を読んでいくことはそういうことなのかも。

翻って、我々に出来ることはこの小説の中にある言葉だと思います。
「がんばるぞお、おう」

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