« 『アイの物語』 | トップページ | はやぶさ物語「祈り」 »

異星の踏査―「アポロ」から「はやぶさ」へ

2007112301

先週の土曜日に、東京は本郷の「東京大学総合研究博物館」で開催されている『異星の踏査―「アポロ」から「はやぶさ」へ』展を見に行ってきました。
ネットで情報を見て、ホームページを見たところこれは凄い。それに「月の石」も見られる!
と言うわけで、いつものように喜び勇んで出かけました。

2007112303
東京大学の本郷キャンパスは何度か訪れたことがありますけど、赤門から入ったのは初めてでした。
博物館に一番近いのは「懐徳門」だそうですが、ちょっと分からなかったので赤門から入っていきました。
あとで分かったのですが、「懐徳門」は本郷通りより一本奥の道にあるので見落としていたようです。
しかし、この赤門をランドマークにしたのが正解だったのがあとで分かりました。

2007112302
これが「懐徳門」。明治40年に建てられた懐徳館旧館(旧前田侯爵邸)に由来するそうです。

2007112304
赤門をくぐって右手にどんどん進んでいくと「東京大学総合研究博物館」が見えてきました。
ぱっと見は「博物館」とは分かりにくく新しい校舎に見えました。


中に入って奥のコーナーが会場でした。
撮影禁止ということでちょっと残念でしたが、その分集中して見て回りました。
展示コーナーとして4つのブロックになっていました。

まずは、大スクリーンによるロケット打ち上げの映像。
「かぐや」の打ち上げ、サターンV型、デルタIIロケットの3種類のロケット打ち上げがループで流れていました。
やっぱり映像が大きいので迫力が倍増ですね。デルタだけCGだったのがちょっと残念。

その横手には「月の石」
警備員ががっちりガードしていました。なんでもNASAから借りる条件にセキュリティの問題があったそうです。そこでセコムの力を借りてこの問題をクリアしたそうです。
子供の頃に見た記憶があるのですが定かでないのではっきり見るのはこれが初めて。もちろんケース越しでしたがそれでも「異星」のかけらですね。
熱心に見ようと裏手に回ったら警備員と一緒にいた「警備ロボット」から警告を喰らってしまいました(笑)
ちなみにそんなことするのは私だけかと思ったら会場を見て回っている最中に結構皆さん警備ロボットから“警告”を喰らっていました。なにせ「月の石」ですからね。仕方がないと思います。

次のコーナーは火星の表面の映像。それも壁一面、視野全体に映し出されているのです。
手元にあるマウスを操作すると目の前で火星の風景が手に取るように大パノラマを堪能できました。
脇のモニターでは火星探査車「スピリット(オポチュニティかもしれない)」の打ち上げから火星到着、探査までのCGが流されていました。

奥のコーナーは、小惑星「イトカワ」
イトカワの映像を中心に説明書きやイトカワ3D映像がぐるぐると回っていました。
小惑星探査機「はやぶさ」と「イトカワ」については、すでにネットで公開されている映像が流れていました。
しかし、目の前に大きく映し出されていると「イトカワ」を見ていると「はやぶさ」から見たらこんな感じだったんだろうなと感慨深いものでした。

続いては、本邦初公開の「ビルト第2彗星」の標本!
もちろん、彗星の「尾」のチリですから肉眼では見ることが出来ません。ずいぶんがんばってみましたが無理でした(笑)
もちろん、顕微鏡映像でちゃんと標本を見ることが出来ます。
いやー貴重なもの見せていただき感激です。


一通り見て回ってアンケートなど書いて受付に戻って「図録」を手に入れようとしたら受付では販売していないそうです。
“赤門”横の「コミュニケーションセンター」で販売しているとのこと。
ちなみに、ここは日曜祝日は休みだそうです。偶然ですが土曜日に来て正解でした。

会場や受付でアンケートに答えるとポストカードがもらえました。
2種類あって「イトカワ」と、探査機「カッシーニ」が撮影した土星の氷衛星ダイネーオのものです。
私は会場でアンケートを書いたのですが、すでにポストカードがありませんでした。受付でそのことを話したらいただけました(笑)

2007112305
さて、見学後は赤門横の「コミュニケーションセンター」へ。赤門を入って左手すぐの場所でした。

ここでは東大グッツなども売っていましたね。無事「図録」を入手しました。
この図録がまた凄い。
単なる展示会のまとめではなく、惑星・固体天体に関する資料本的な本になっています。
ページ数だけでも260ページ近くあり、写真も豊富。
まだ、全然読み終わっていませんが当分楽しめる情報量で私にはお買い得でした。


「月」と「彗星」の本物の標本を見られるというコンセプトで我々のいる世界はまだまだ知らないこと知らないところが無数にあることを思い知らされた内容でした。
あとで気がついたのですが、私が見た限りではいわゆる「探査機」の模型などがありませんでした(紹介文などはみましたけど)。入り口のロケットで異星に降り立って“自分の目”でその世界を知ってもらうというコンセプトもあったんでしょうね。

もう少ししたら「小惑星」の標本が届くはずです。
そのときにもう一度最新の成果をふまえて展示を行ってほしいと思いました。

|

« 『アイの物語』 | トップページ | はやぶさ物語「祈り」 »

「宇宙開発」カテゴリの記事

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/49026/17167802

この記事へのトラックバック一覧です: 異星の踏査―「アポロ」から「はやぶさ」へ:

« 『アイの物語』 | トップページ | はやぶさ物語「祈り」 »