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はやぶさ物語「祈り」

2007年7月のJAXAの宇宙科学研究本部「相模原キャンパス一般公開」でその存在を知ってからこの日を待っておりました。

「祈り」 -小惑星探査機 はやぶさ の物語-

【お知らせ】はやぶさリラックスキャンペーンについて>にあるように諸惑星探査機「はやぶさ」のミッションを高いレベルでビデオとして再現しつつ、ジャズの音楽をBGMに宇宙に思いを馳せる内容になっています。

11月23日公開とありましたが、0時前には公開されていたようです。素晴らしい。
データ量が大きいのでダウンロードにも時間がかかりましたがなんとか保存することが出来ました。

早速見たのですが、ここに書くまでに丸一日以上かかってしまいました。
だって、凄いんだもの。

“癒し系”ビデオとして紹介されていますが、……私には違う!
始まりから目頭が熱くなり、最後には大泣きはしないものの、泣き終わったあとになんだか心が洗い流された感覚になっておりました(笑)
宇宙開発ファンでなくても必見のビデオです。
ポッドキャストにもなっていますので手軽に見ることが出来ます。(さっそく自分のiPodにも入れました)

小惑星探査機「はやぶさ」が地球と火星の間の軌道を巡っている小惑星「イトカワ」に降り立ったときの風景が実際に観測されたデータを元に見ることが出来ます。
私が好きな場面は第1回目のタッチダウン。この時「はやぶさ」は30分以上の「イトカワ」に降り立っていました。「はやぶさ」の周りの「イトカワ」の光景とすぐ向こう側に見える「宇宙」
地上や他の惑星ではなかなかあり得ない光景です。そこへ降り立ったものだけが見たものです。それをこういう形にして見られることに感謝です。
2年前の11月とは、週末になるたびに夜な夜なパソコンの前で一喜一憂したものです。そのときのことがこの映像で思い出されました。あのときの興奮と感動を別の形で見ることが出来ました。

「祈り」というタイトルは、「はやぶさ」の無事の地球帰還を表していると思います。でもそれだけではないと思います。
最後のテロップに川口プロジェクトマネージャーの言葉が紹介されています。記者会見の時に出た「高い塔」の話しです。「はやぶさ」は、「高い塔」を新しい場所に建てることが出来ました。
この先C型小惑星やデットコメットや彗星などに「高い塔」を建てられることを、小惑星探査に限らず新しい「高い塔」を次々と計画・実行できるようになっていければよいと思います。改めてそう祈らずにはいられません。
そういう「祈り」でもあると思いました。

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