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『薔薇の花かんむり』

短いようで長い3ヶ月が過ぎて待っていた新刊が発売されました。
前作の『フレーム・オブ・マインド』で書こうと思っていましたが今作の方が切りがよいので。

『マリア様がみてる 薔薇の花かんむり』
(今野 緒雪著 ISBN978-4-08-601075-7 集英社)

さあ、今回はどうなるかと思っていたら帯でいきなりネタバレ(笑)
でも、だいたい予想していましたから問題なし。

ひとつの結びつきはもうひとつの別れを予想させずにいられませんでした。でも、ラストのシーンでただ悲しいことではないと救われたような気分ですね。だてに人気があるだけの作品ではないと実感させられました。

そういえば去年の今頃、行きつけのバーの教授が読んでいたな(<SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI> 2006年6月3日の放送)と思い出し読み始めたのがそもそもの始まり。

1作目でこれはおもしろい!と読み出しました。
それでも月に1~2作読む程度でした。だんだん惰性で読み出し始めていたのでここらでいったん間をあけるかと購入したのが『レイニーブルー』……。

次の日仕事が終わるなり本屋にダッシュして数作まとめ買い(笑)
以降読み終わるとすぐに次の作品に手を出すは、コミックを買うは、ドラマCDに手を出すは、の有様。(アニメは第1巻分購入したけど、作画があわないので考え中……)

ちなみに後でいわゆる「レイニー止め」という恐ろしい言葉を知りました。
偶然とはいえ私の場合はたった一晩でしたが最長三ヶ月だったと知り、自分だったらどうなっていたかと思いましたよ。今年恐ろしかったことベスト3に入ります。いや本当に(笑)


学園ものの小説やらマンガは数あれど『マリア様がみてる』の面白さは格別。
男性のファンが多いというのもうなずけます。
山百合会のメンバーを中心に話が回っていますけど、それ以外のメンバーや学生たちも生き生きとしているから短編集の各作品も目が離せない。人にあこがれるという行為は自分の中では簡単なことかもしれないけど、それを誰かに伝える、形にすることの難しいこと。その矛盾がきれいな形で『マリア様がみてる』に書かれているんだと思います。

次の作品が待ち遠しいですね。
ちょっとでも興味のある方は、とりあえず1作目から『レイニーブルー』までどうぞ(笑)

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