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ロケットまつりスペシャル「はやぶさは見た」

2007021811

2月10日は連休初日でしたが仕事を持って帰ってくる羽目になったのでどうなるかと思いましたが何とか調整をつけて行ってきました。(えー、その余波で今頃書いております……)

今回のロケットまつりは「はやぶさ」ですから混むだろうと開場直後に「ロフトプラスワン」に行きましたがすでに行列!。
すぐ中に入れましたが会場は満席状態。それでもテーブル席に相席させてもらうことが出来ました。

司会はいつもの松浦さんとあさりさん。
ゲストは、安部正真さん(JAXA/ISAS)、中村良介さん(産業技術総合研究所)、平田成さん(会津大学)とサイエンスの方たち。

最初はロフトプラスワンの斉藤さんからご案内
ほとんどがリピーターで、初めて参加する人は10人も満たなかったようです。
いきなり次のロケットまつりの告知がありました。
3月19日だそうです。
ということは1月からマンスリー「ロケットまつり」だったのがウィークリー「ロケットまつり」ではないですか。(3月10日に「ロケットまつりex」がありますから)


今回のロケットまつりは、いつもと違って理学系というか天文系という「はやぶさ」が見た観測結果についての話しなので専門用語が出てきても全く分かりません。
でも、話自体が全く分からないかというとそうでもなくてスクリーンに図形や写真など豊富に出てきて「イトカワ」に対する知識が少しは深くなったような気がします。

そんな訳で詳しいことは置いておいて(笑)見たまま感じたままを書いておこうと思います。
詳しい内容など知りたい方は、すでに「はやぶさまとめニュース」でまとめられていますのでご覧下さい。(というか皆さんすごいですね)

トークライブ開始早々に会場内に「イトカワ」の模型が回されました。
ひとつが「はやぶさ」が向かう前に地上観測からおこした模型。
もう一つが「はやぶさ」の観測結果から得られた情報で作った模型。

いままで遠くから見ていた模型がこの手に!
さすが「ロケットまつり」

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こちらが地上観測時の「イトカワ」

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こちらが「はやぶさ」が見た「イトカワ」


今回はゲストの方たちが話すこと話すこと。
それだけ話題豊富な「イトカワ」の観測結果だったというのが分かります。
お三方とも、専門分野は違えどもお互いに協力して観測してきた訳で、トークの内容もお互いの話しを補完したり付け加えたりしながら回っていました。
そんな中でも自説は曲げない(笑)
観測結果からいろいろなことが見えてきてそこから「イトカワ」自体についてや「イトカワ」がどこから来てどこへ行くのか、と壮大なスケールの話しもそれぞれの仮説(妄想力)が面白かった!

「イトカワ」サイズ(大きさが1キロ以下と言っていました)は、この観測が世界初。だから、「イトカワ」が特別な存在なのか、それとも普通の存在なのか分からない、とありました。
そうなると他の小惑星も調べないと「イトカワ」という小惑星がどんな存在なのか分からない。チャンスをみつけてどんどん小惑星に行って観測すると巡り巡って「イトカワ」が分かってくるのでは思いました。
つまり「はやぶさ2」だ!
というよりも、小惑星探査機シリーズを計画的に打ち上げることが重要ですね。

それから、「はやぶさ」のリアクションホイールが3機中2機故障してしまい、いくつかの観測が出来なかったことも話しに出てきませんでした。(2次元スキャナーとか分光器による「イトカワ」をひとつの視野に入れての観測とか話されていました)
それは「はやぶさ」が工学試験衛星だからということが浮き彫りになるわけです。
工学試験であれば、多少の故障も織り込み済みなのでしょうがその代償に科学探査という側面がいくつか失われてしまったわけです。トークライブを聴きながら、このリアクションホイールの故障は工学・理学まとめて残念で仕方がなかったです。


「イトカワの北はどっちだ」という話し。
なるほど小惑星くらいの規模だと、惑星の常識が使えなくて「右ねじの法則」で北が決まっているそうです。そうなると自転が地球と反対の「イトカワ」は北が“ラッコ座標系”で行くと背中になるそうです。
この自転の話しは、単に基準の話しだけではなく「イトカワ」の過去や未来を明らかにする重要なポイントでもあるという話しまで聞けました。初耳の話だしそこから見えるゲストの方々の論議も楽しすぎました(笑)

いつもの「ロケットまつり」より話題豊富でした。近くで観測しただけでこれなのですから、「イトカワ」からのサンプルが届いたら想像を絶するくらいの事柄が見えてくるんでしょう。今までに増して楽しみになりました。


今回のロケットまつりであった告知は以下の通り。
開田あやさんから「金沢のイベント」の告知。
金沢へ観光の際は是非どうぞ、とのこと。
3月18日には「加速器の夜パート2」がロフトプラスワンで行われるそうです。

あさりさんからは、12月発売予定の「まんがサイエンス」は全部宇宙編する予定だとか。これは楽しみ。

最後にふたつほど。
「イトカワ」の模型を撮影しようとしたら相席の方が手伝ってくれました。
ありがとうございました。
友人と来ていたらしくお話ししている内容が聞こえてきたのですがなんと交通事故で入院していて外出許可が出たので来たとか。その交通事故の内容も聞こえてしまったのですがどう考えても生還できるような内容ではなかったです。ご無事でよかったです。こんなに面白いイベントがあるのですから交通事故くらいではくたばるわけにはいけません。どうぞご自愛ください。


もうひとつが休憩時間中に流れていた曲について尋ねられました。
うろ覚えだったので正確なことをお話しできませんでした。
それでうちに帰って調べ直しました。

東宝の特撮映画「妖星ゴラス」の挿入歌で「俺ら宇宙のパイロット」です。
ロフトプラスワンで「なぞなぞ宇宙講座」のテーマ曲だとか前に言っていましたが、この映画に出てくる宇宙船が「JX-1隼号」だったからそちらに掛けたみたいです。


いつにも増して楽しい「ロケットまつり」でした。
こういう切り口の「ロケットまつり」でも新鮮かつ楽しみの幅が広がったと思います。
ロフトプラスワンのみなさま、出演者・ゲストのみなさまありがとうございました。

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