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良いお年を

今年もあと数時間となりました。

いろいろありましたがなかなか良かった年です。
念願かなってロケット打ち上げの見学も出来ました。

もう少し幅広く記事が書けるとよいのですが、mixiにも書いてしまっているのでうまくいきませんね。(向こうでも似たような内容だったりしますけど)
これは来年の課題でしょうか?

来年も今年以上に良い年でありますように。
また、ここを読んでくださったみなさまも良い年になりますように。

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『水惑星年代記』

本屋のPOPに惹かれたのと表紙の題名とイラストがよかったので購入してみました。
今年の最後に読んだ漫画で最高の本でした。

『水惑星年代記』
(大石 まさる著 ISBN4-7859-2662-7 少年画報社)
『続水惑星年代記』
(大石 まさる著 ISBN4-7859-2719-4 少年画報社)

舞台は、軌道エレベータがあるくらいの未来(?)の世界。
短編でいろいろな話しが展開されていきます。

とってもハートウォーミングな漫画です。
天体観測が、猫が、飛行船が、ボーイミーツガールが、宇宙が、好きなら読むべきです!
そうでなくても読むべきです!!

ツボにはまったのが、「宇宙(そら)を向いて歩こう」「I MY WINDOW」「AROUND THE WORLD IN 8DAYS」ですね。
しかし、「AROUND THE WORLD IN 8DAYS」の飛行船ですが、推進器のところで思いっきり吹いてしまいました。確かにあれなら勝てる、勝てない方がおかしい(笑)
「I MY WINDOW」に出てくる少女とオオカミ犬の話しは、これだけでも良い話しだ。
後書きに紹介があった『空からこぼれた物語』も買いましたが、この本にこの話しの原型が出てきてこれまた良かった。
この話だけでも別の形でちゃんと発表してもらいたいですね。個人的には絵本に向いている話しだと思います。

まだ連載が続いているそうなのでこれからも楽しみですね。
どんな話しが待っているのでしょうか?
早くの単行本化を望みます。

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『南極観測隊 南極に情熱を燃やした若者たちの記録』

本屋でちょっと読んでみたら面白かったので購入しました。

『南極観測隊 南極に情熱を燃やした若者たちの記録』
(南極OB会・観測五十周年記念事業委員会/編集 ISBN4-7655-4450-8 日本極地研究振興会)

今年が日本の南極観測50周年ということでいくつかの事業が計画されました。そのひとつがこの本の刊行だそうです。
見開き2ページもしくは4ページに100名以上の南極に携わった人たちが執筆しています。
観測はもとより南極ので衣食住にイベントや観測船の船長や船員のエピソードなど「日本の南極」をキーワードに多彩につづられています。

実に興味深い事柄ばかりです。新聞などで知っていたことなんて断片的なことだとよく分かりました。
それぞれの話しが実に面白い。
一人あたりのページ数は少ないものの皆さんの南極での思いが強く表れているからでしょうか。
通り一遍ではない日本の南極がここにはありました。

個人的にはロケット観測と安全管理についてのエピソードが興味深かったです。
ロケット観測は、ちょうど「おおすみ」が打ち上げられた頃にS-160・S-210ロケットで行っていたそうです。
安全管理は、外からの安全管理は確立したが隊員各自の安全管理が問題であることを指摘しています。局地でなにもかも自分たちで助け合わなくてはいけない南極でも起きるものは起きるんだなと感じましたね(笑)

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大型アンテナ展開完了!

12月18日にH-IIAロケットで打ち上げられた「きく8号」
25日にテニスコート大のアンテナを展開を開始しました。26日に送信側のアンテナも無事開いて、27日には初期機能確認フェーズへ移行しました。

詳しくはこちらをご覧ください。
特設サイト きく8号/H-IIA11号機打ち上げへ! | JAXA
大型展開アンテナ(送信用)展開動画 [WMP 1.75MB]

すでに宇宙空間に2度実験を行っているとはいえ、時間はかかりはしたものの1度で開いたのですから見事です。
公開されている動画を見ましたがこれはただの衛星のアンテナとは見えない美しさを感じてしまいました。いや本当に。

宇宙へ行かなかった「きくはちぞう」も宇宙センターや東京で広報やったりお疲れさま。(てっきり筑波でコマンド打っているかと思っていました)
いつもの「銀座わたなべ」さんでは、「『きく8号/H-ⅡAロケット11号機打上』記念カバー(No.94)」の予約が始まっています。

とにかく、よかったよかった。

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復刊

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今月は、懐かしい本が2冊発売されました。
1年前に若くして心不全で亡くなられた佐々木丸美さんの『雪の断章』と『崖の館』です。

『雪の断章』
(佐々木 丸美著 ISBN4-8354-4269-5 ブッキング)

『崖の館』
(佐々木 丸美著 ISBN4-488-46701-6 創元推理文庫)


『雪の断章』は孤児シリーズの1作目、『崖の館』は館3部作の1作目です。
どちら丸美さんの代表作だと言えます。
冬の北海道を舞台にしたとても静かで綺麗な推理小説です。

ブッキングからは全18巻の「佐々木丸美コレクション」として発売されます。
創元推理文庫は、館シリーズの『崖の館」『水に描かれた館』『夢館』と館三部作が文庫で発売されます。

丸美さんの本を知ってから都内の大書店や古本屋など回ってもほとんど手に入らず、図書館にある分を借りては日々が嘘のようです。
これから毎月(でもないですが)、丸美さんの本がこの手に入るのですから。

文庫でもいいから手にとってほしい本です。
絶対良い本ですから。


佐々木丸美作品復刊運動&ファンサイト「M's neige」>では、あれからもいろいろ情報が出てきています。
なかでも、丸美さんの未発表の草稿やノートが多数見つかったそうです。
ぜひ見てみたいですがどうなんですかね。
丸美さんの意志を尊重した形で発表してもらいたいものです。
(個人的には、様似の百人浜にある雪に閉ざされた館でしか見ることが出来ない、だったらですかね)

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『はやぶさ 不死身の探査機と宇宙研の物語』

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この著者はよく知りませんでした。でも題名が題名なので試しに読んでみました。

『はやぶさ 不死身の探査機と宇宙研の物語』
(吉田 武著 ISBN4-344-98015-8 幻冬舎新書)

ちょうど去年の11月から12月にかけては「はやぶさ」の活躍に胸躍らせてものでした。
この本でも「イトカワ」へタッチダウンするところから始まっています。
それから「はやぶさ」を運用している宇宙研の始まりから現在までがつづられています。

新書というサイズのなかでこれだけの内容を盛り込んだのはたいしたものです。
初めて「はやぶさ」と「宇宙研」にふれた人でもどんな探査機かどんな組織か理解を手助けすると思います。

「はじめに」にありますが「……内容は“はやぶさマニア”や“ファン”の皆さんには既知のものが多く、物足りなさを感じられるかもしれない……」とあります。
確かに、本書の内容はホームページや既存の本で書かれている部分が多くあると言えます。
参考文献のページもないので著者がどうやって執筆したか分からないのがちょっと残念です。
たぶん、「はやぶさ」の題名とサブタイトルが逆になっていればそんなに違和感がなかったのではと思います。

でも、この時期にこういう一般向けの本が出てくれることはうれしいと思います。
最近、宇宙開発本が少ないので形はどうであれ出版されたことは良いことではないかと思います。

年に2~3冊この手の本(もちろん質の高いもの)が出れば、2010年の帰還までいろいろな意味で楽しめますね。
そして、「はやぶさ」帰還後「はやぶさ2」が打ち上げられた頃に本命の「はやぶさ本」が出るのと期待しています。


写真はJAXAiにあったこの本です。
丸善で購入すると「ポスター」と「はやぶさ君の冒険日誌」が特典でいただけるそうです。
「はやぶさ」と「宇宙研」がなんだか分からない人でも、この3点セットであなたも「はやぶさファン」になりませんか!

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パプリカ

音楽が平沢進さんというだけで見に行ってきました。

パプリカ

原作がある映画です。「平沢さんの音楽が聴ければよい」程度で足を運びました。
しかし、映画が始まるとこの作品自体の面白さに引き込まれてあっという間の1時間30分でした。
原作も映画を見た後に読んでいますが、原作通りではない内容でした。しかし、原作の世界観をよくまとめてあってあれだけの話をよくこの短い時間でまとめたと感心しました。

平沢さんの音楽は難解ですが、「パプリカ」の映像を通してみるとなんだか分かった気がしました。逆にあの原作を読んだだけであればあの世界観はよく分からないで映画化されても見に行ったか分かりません。
うまい具合に映像と音楽が合わさって「悪夢」「無意識」が理解できるレベルまでなったんだと思いました。
そういう意味では、「パプリカ」は音楽毎楽しめる映画でした。
エンディングに「白虎野の娘」が流れましたが席を立つ人が少なかったですね。私も作品を思い返しながら聞いてしまいましたよ。

今監督の映画は「千年女優」しか見たことありませんけど、あちらこちらに今監督らしい仕掛けがあってそれも楽しめました。個人的にはラストのシーンで思わず笑ってしまいました。あんな映画館があったら絶対ハシゴします(笑)

上映している映画館が少ないのが残念ですがDVDになったら買おうと思います。

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きく8号/H-IIA11号機打ち上げ成功!

今日、15時32分に鹿児島県は種子島宇宙センターから技術試験衛星「きく8号」を搭載したH-IIAロケット11号機が打ち上げられました。ロケットは順調に飛行し、27分35秒後に衛星を切り離して打ち上げは成功しました。

詳細はこちらをご覧ください。
特設サイト きく8号/H-IIA11号機打ち上げへ!
宇宙作家クラブニュース掲示板

種子島にもJAXAiにも行けませんでしたのでインターネットのライブ中継を見ていました。(仕事の休憩時間と称して……(笑))
数年前と比べて、ライブ中継も途中で落ちることがなかったです。ロケットと同じくこちらも着実にノウハウを重ねているようですね。安心して見ることが出来るのでうれしい限りです。

それにしても、ものすごいロケットでしたね、「H-IIA204」型。
多少の曇り空など蹴散らしていくさまを地上から見えていました。
あれでこそロケット!という感じでした。
同じくSRB-Aを4機使用するH-IIBロケットもちょっと楽しみになってきました。

「きく8号」も太陽電池パネルを無事展開して順調な飛行をしているようです。
まだまだ衛星の静止化、大型アンテナの展開とイベントがありますけど、「きく」シリーズは技術衛星の華ですから数々の成果を上げてほしいものです。

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打ち上げ前のJAXAi

2006121701

12月16日に予定されていた技術試験衛星「きく8号」は、天候の回復が見込めないので18日(月曜日)に延期になりました。
週末の打ち上げだったので、東京は丸の内にある「JAXAi」で打ち上げを見学できます。しかし、私は用事があって行くことが出来ませんでした……。ところがこの延期。(現地に見学に行っている人たちは「想定内」の方が大半であまり影響がなかったとか!?)

ぽっかり空いた日曜日に打ち上げ前のJAXAiを見に行ってきました。

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「はやぶさ2」を応援する(その2)

Hayabusa2_1

週末に財務省に続いてJAXAにも「はやぶさ2」の要望メールを出してみました。
あとは大臣とか国会議員とかにメールを送る方法がありますがちょっと考えています。
個人的にこういう人たちに要望を出しても、本来の意味で協力してもらえないような、変に利用されるような気がしまして(笑)

それはさておき、この「はやぶさ2」を応援するのはなんだろうと考えるととりあえず二つばかり思い当たります。
ひとつは「はやぶさ」に続くあの活躍を早く見てみたいだと思います。
もう一つが去年あれだけ凄いもの見せてくれた人たちが今年困っている。微力ではあるが少しでも出来そうなことがあって、今度は俺たち私たちの番だという気がしたからです。大げさですけど。

もちろん、他の計画も重要で楽しみです。現在運用中の計画も当然です。
でも、来年から走り出さないと間に合わない緊急性が「はやぶさ2」にあるから、いろんな人が考えていろいろ動いているような気がします。


そのほか「戯れ言」みたいなことしか思いつかないので続きに書いておきます。

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「はやぶさ2」を応援する

Hayabusa2

まずは、こちらのページをご覧ください。
「はやぶさ2を実現させよう」勝手にキャンペーン

去年の11月に小惑星からサンプルを採取し地球へ持ち帰る「はやぶさ」で盛り上がりました。
「はやぶさ」はその後トラブルに見舞われて地球への帰還が2010年まで延びたことはご存じのことと思います。
その「はやぶさ」とほぼ同じ小惑星探査機を2010年に打ち上げて別のタイプの小惑星からサンプルを回収する「はやぶさ2」計画の話が持ち上がっています。
「はやぶさ」の近況と 「はやぶさ-2」 にむけて

ところがこの予算獲得が厳しいことになっていて、なにか応援できることはないかと上記のキャンペーンが行われいます。
具体的には、財務省などにメールを書いて「はやぶさ2」計画に予算を付けてもらえるように意見・要望することです。
私がこの話を最初に聞いたのはロフトプラスワンで行われた「はやぶさは飛翔した」の時です。
すぐさま、言い出しっぺに近い松浦さんはご自分のブログで財務省にメールをされています。

今頃ですが私も「はやぶさ2を実現させよう」勝手にキャンペーンで紹介されている皆さんのメールを参考にして財務省にメールしてみました。こちらが真剣だということを分かってもらうために匿名にしませんでした。
応援というか意見というか、そもそも財務省にメールなんかしたことありませんから(笑)私なりに考えて意見させてもらうことにしました。
国の財政を一手に引き受ける機関にまがりなりにも意見するわけですから、やっぱり日本の“国益“につながらないとダメなのかと思いました。

「はやぶさ2」計画が2010年に実行されるのであれば、それは「小惑星サンプルリターン計画」という日本の新しい宇宙開発・宇宙科学の柱になると思います。
宇宙開発ファンの一人としてもあの計画を「はやぶさ」だけの話にはしてほしくない!


たいした意見ではありませんが自分が書いたメールを載せておきます。

ちなみに、上記のバナーは、「キャンペーン」のページから頂戴しました。
こちらの「はやぶさまとめ」さんには、うちの記事を紹介していただきありがとうございます。

続きを読む "「はやぶさ2」を応援する"

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