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『少し変わった子があります』

森博嗣さんの新しい本が出ていましたので手にとってみました。シリーズ物ではないのでちょっと不安がありましたがこれは私にとって当たりでした。

『少し変わった子があります』
(森 博嗣著 ISBN4-16-325200-2 文藝春秋)

腰巻にもありました“孤独”がここにありました。
この言葉はあまり良い感じを受けない風潮がありますが、森風にいうところの「それは人間にしか味わえない嗜好」とでもいうのでしょうか?

短編の中で繰り返される目の前の女性との会話から乖離して走る思考は、通常の生活では味わうことの出来ないものなのでしょう。
それは、特別な人と特別な場所で特別に味わう料理と似ている、とでも言えると思います。
特別というものを普通の特別に置き換えることなくこの作品で描かれているのが、さすがだと言えます。

久々に読み終えるのが残念な作品でした。

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