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『星と生物たちの宇宙』

JAXAの「JAXA i マンスリートークポッドキャスト配信」で聞いた「3万キロの瞳、電波天文衛星『はるか』とともに」が面白かったので平林先生の本を探していたらこの本がありました。
私にとっては大当たりの本でした。

『星と生物たちの宇宙 電波天文学/宇宙生物学の世界』
(平林 久・黒谷 明美著 ISBN4-08-720023-X 集英社新書)

宇宙科学研究所(現在のJAXA宇宙科学研究本部)の二人の先生がそれぞれの分野についてメールで語り合う形式を取られている本です。
平林先生は、 上記で挙げたポッドキャストでも分かるように電波天文衛星「はるか」のプロジェクトマネージャであられます。
勉強不足でしたが黒谷先生は、本を読み出すまで知らない方だと思っていましたら、“カエル”の先生ではないですか!

1990年12月にTBSの秋山さんを宇宙へ送るプロジェクトがありました。
そこでカエルを6匹連れて行って実験をするということがありました。この先生でした。
当時は、なぜカエルを連れて行くのかよく分かりませんでしたが、この本を読むのその辺りがよく分かります。
日本で一番目の宇宙生物学実験だったんですね。

と、いう具合に、それぞれの専門分野の実験や日常がお互いの質問や疑問の中に浮かび上がってきて読んでいて飽きません。
何せ、「ミール」に「SFU」に「はるか」にと実験を担当された方の話ですから、私が今まで知らなかった話が多くてとっても新鮮でした。平林先生目当てもあったのですがそれも読み出すと忘れていました(笑)
お二人とも絵心があるので、随所に入っているイラストを見ているだけでも満足です。

宇宙開発のいわゆる現場の人たちの息づかいがなかなか知る機会がないので、この手の書籍がもっと増えてほしいと思いました。

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