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『リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間』

「一度は行ってみたい所」に、ザ・リッツ・カールトン・ホテルがあります。
最初は、テレビでこのホテルのサービスの一環をかいま見て、『リッツ・カールトン物語』という本でさらにそのすばらしさにふれてみて、チャンスがあったら、ぜひ泊まってみたいと常々思っています。
つい最近、この本が発売されたので買ってしまいました。

『リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間』
(高野 登著 ISBN4-7612-6278-8 かんき出版)

本のジャンルとしては、いわゆる「ビジネス本」です。
個人的に「ビジネス本」は、「個人の個人的な成功例や体験談本」か、「格言・名言につながる本」か、「それらを含んだビジネスという枠を超えた1冊になりうる本」か、の3種類だと思っています。
最初の方になるほど、一度読んだらおしまいですが、この本は違います。

リッツ・カールトンの従業員なら誰でも持っている「クレド」というカードがあります。
リッツ・カールトンという上質なサービスの源になっているものですが、この本では紹介されています。
「クレド」の紹介なら、他の本でも見たことがありますが、この本ではさらに踏み込んで、サービスの神髄というか姿勢が紹介されています。

その姿勢は、リッツ・カールトン・ホテルだけのものなのでしょうが、その根底にあるものは、働くことやサービスすることや生き甲斐につながるものだと思います。

そういうことを、手本として見せてくれているこの本は、良い姿勢の「ビジネス本」だと思います。


ちなみに、私がこのホテルを詳しく知ることになった『リッツ・カールトン物語』は、『旅名人ブックス68 リッツ・カールトン物語』(ISBN 4-86130-043-6 日経BP企画)に版を改めているようです。

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『月館の殺人』 上

連載が始まったと知ったとき、すごい組み合わせだなと思っていました。
それで単行本化したので買ってみました。

『月館の殺人』 上
(綾辻 行人原作 佐々木倫子漫画 ISBN4-09-188581-0 小学館)

本格ミステリの名手綾辻行人さんとこれまた『動物のお医者さん』の佐々木倫子さんの漫画となるとどんな幸せなストーリーが繰り広げられるかとおもったら、鉄道ミステリー。

ミステリだから、あまり筋を書くのは失礼なんでしょうけど、北海道の雪の中、列車で事件が起きます。
登場人物は、主人公・探偵役・乗務員・鉄道マニアの乗客。
一癖もふた癖もある登場人物たちの繰り広げる珍騒動に笑わせられながらも、しっかりと作者たちの罠にはまりました。

この本は上巻なのですが、その最後の1ページで、事件も笑いも吹っ飛びました。
私自身の中では綾辻行人さんのデビュー作『十角館の殺人』くらいやられたと思いました。

下巻がひたすら楽しみな漫画です。


ところで、この漫画の解説にもありましたが、「山形新幹線とC57の新庄駅同時発車!!」の凄さ(笑)が分からない私に、この漫画を読む資格はあるのでしょうか?

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はやぶさ到着

20050912-01

何かで見聞きしましたが「冒険なり旅なり無事帰ってきて」とありますが、「どこまで行けるか」「どこまでやれるか」挑戦する冒険や旅があっても良いと思います。科学探査もしかり。

12日午前10時に小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワに到着しました。(詳しくはこちら
小惑星探査を目的としてサンプルを採取する野心的な探査機が、その目的地に2年以上かけてたどり着いたんですね。
これから小惑星「イトカワ」を科学探査する約2ヶ月間、どんな発見や驚きが待っているのでしょうか?
楽しみです。


ちなみに写真は、今年の宇宙研一般公開時の「はやぶさ」実物大模型です。

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hapworth16再び

20050911-31

以前、私が持っていた情報が古かったために訪れ損なった、画廊「hapworth16」。
この間、都心に出かける用事があって、それが早くすんだので再挑戦と行ってみました。

先にホームページで調べていたので、開いているのは確認済みでしたがちょっと不安でした。
でも、玄関のドアが開いていましたので、ちょっとどきどきしながら入ってみました。

白を基調とした空間とでもいうのでしょうか、冷たく乾いた落ち着いた地下室のような印象を受けました。
今回は「ルーシー・モノストーン写真展」なるものをやっていました。
「ルーシー・モノストーン」なる人物についてよく知らないので、パネルなどを見て回って本でも買ってみるかと思ったらありました。
白倉さんの本が。

本といっても、小冊子の形式でB6サイズくらいのものです。
「日記、その他短編」「poetical works 白倉由美作詞集」「リーディングストーリー 水の音」の3冊です。
ホームページは、この小冊子のことは載っていませんので大収穫でした(笑)
その他にCDとか本とかありましたが、今回はお金がなかったので次回に見送りました。(というか持っているものばかりだったので)

それから、白倉さんの原画が2点ありました。値段があったので買えるのでしょうが、ちょっと手が届きません。
う~ん、無理すれば買えるけど、ちゃんと保管が出来ないとまずいですよね。
複製画が発売されることを希望したいですね。

写真は、やっと(笑)入れた「hapworth16」です。
ガラス戸の奥に、白倉さんの原画が見えています。

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TRICK+TRAP

20050911-21

この前、吉祥寺に出かけたときに気になったお店がありました。
ついこないだ、また吉祥寺に出かけるチャンスがあったのでよってみました。
そこは「ミステリ書店 TRICK+TRAP」というミステリ専門の本屋さんでした。

店自体は、マンションの1室ほどの広さでさほど広くないのですが、うまく本棚がレイアウトされていて、国内海外のミステリが多数ありました。
落ち着いた赤茶色を基準にしたお店で、私は、ロンドンにある「シャーロックホームズの部屋」を連想しました。

久々に海外の作品2冊と国内の本を1冊買ったら、「その本サイン本があったんだけどなくなってしまいまして……」とわざわざ教えてくれました。
それが喜国雅彦さんの『本棚探偵の冒険』でした。
そこまで気にしていなかったのにわざわざ教えてもらえて、なかなか親切な店だと思いました。

営業時間が14時から19時までで、定休日が月・金だそうです。
普段は、休日にしか訪ねることが出来ないでしょうから問題ありません。
これからちょくちょく行きたい店になりました。

20050911-22
場所は、吉祥寺駅から、中道通りを立川方面に5分ほど歩くと左手にあるマンションの2階です。
写真の窓が見えるはずです。

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『本棚探偵の冒険』

インターネットで書評のサイトを覗いていると「古本を買うけど読まない」という人たちがいるそうです。
今までは、理解しがたい(笑)と思っていましたが、この本を読んだら謎が解けました。

『本棚探偵の冒険』
(喜国 雅彦著 ISBN4-575-71290-6 双葉文庫)

雑誌「メフィスト」でこの著者の漫画をよく見ていましたが、面白かったですしとても好感できました。
だって「探偵好き」なんですから。私も推理小説が好きですが、やっぱり探偵、それも名探偵が出てこないとダメですよね。

そんな著者が、古本にはまって、いろいろ試行錯誤していくエッセイですが、面白すぎる。
江戸川乱歩の蔵を訪問する回や、自分で本の箱を作ってしまう(!!)ところなど、本を愛してやまない姿勢が良い!
こういう生活、良いな~、とため息つきつつページをめくりました。
なるほど、こういう趣味が高じると「古本買っても読まない」という現象が起きるんですね。
納得納得。

ちなみに、私が買ったのは文庫で、親本があります。
この親本がやたらにこっているそうで、これを口実に古本屋巡りでも久しぶりにしようかと思いました。

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伊豆大島の星空

最近、天文雑誌を読んでいるので「伊豆大島に行くなら、さぞ星が見えるだろう」といろいろ準備をしました。
が、宴会でダウンして、かろうじてデジカメに三脚をつけてとにかくシャッターを切るだけというていたらく。

天の川が見えました。流れ星も見えたような気がしました。
都会でも、せめてこの半分の星空が眺められたら良いのですけどね。
夕方が早くに仕事を終えて、ちょっと映画や劇なんかを見て、夜10時以降は、真っ暗な街中で星を見るなんて生活が出来る社会が来ないかな、と思いましたよ。

続きでそのとき撮った写真があります。
15秒露光したので意外に写っていました(笑)
10キロバイトほどの写真ですが、ポップアップのサムネイル表示にしています。
どうでしょうか?

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伊豆大島

20050911-01

週末に伊豆大島へ行ってきました。
始めていく土地と久々の船旅にどきどきしていましたが(笑)なかなか楽しかったです。

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謎が解けた

20050904-01

タイトルは大げさですが、この前訪れてた感想を書いた「Hapworth 16」がなんで開いていなかったか、という謎が解けました。
「comic新現実 Vol.6」や8月下旬にリニューアルしていた「Hapworth 16」のホームページを見て納得。
私が訪ねた日が「木曜日」だったから(笑)

ホームページによると、基本的にイベントがある時(金・土・日曜日)に開いているそうです。
私が見た情報は、イベントが載っていましたがその期間は過ぎていました。
オープンしていなくて、当たり前だったのです。
私が持っていた情報が古かったのが原因。

上記の情報によると、いろいろイベントもあるようですし、「白倉由美展」も予定されているようです。
こまめに「Hapworth 16」のホームページを見て、今度こそは、です。

それから、トラックバックしていただいた方ありがとうございます。
そこから来られた方にと、恥を忍んで(笑)情報公開です。


写真は、参考までに。
通りからこの窓が見えたマンションの3階が「Hapworth 16」です。

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『アナ・トレントの鞄』

クラフト・エヴィング商會の新しい本が出ました。
とっても、クラフト・エヴィング商會らしい本です。


『アナ・トレントの鞄』
(クラフト・エヴィング商會著 ISBN4-10-477001-9 新潮社)

今回の本の趣旨は、映画に出てきた鞄に見せられてその鞄を探しながら、ついでに鞄の中身を見つけていくといったものです。
クラフト・エヴィング商會の新しいカタログに加える仕入れの旅と位置づけているそうです。

ここに出てくる小道具である、鞄はもとより鞄の中身がどれも良い。
文章だけでなく写真もその雰囲気を十分に併せ持っています。
「ピエロの鼻のスタンプ」なんて見ているだけでうれしくなる小道具です。

本を読む、ということは字面を追うことストーリーとプロットにのめり込むことでもありますが、本そのものの楽しみを味わえるのも、クラフト・エヴィング商會の本の良いところです。

クラフト・エヴィング商會の本は、どれも今上げたふたつの条件を満たしているのですが、「アナ・トレントの鞄」はその中でも上位(本を手にとって顔がほころぶ、読んでいて顔がほころぶ)に来る本でした。

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『南極観測船ものがたり』

私は乗り物が好きです。特に特殊な乗り物が好きです。
新聞の広告で見たので、東京の本屋まで行って買ってきました。


『南極観測船ものがたり』
(小島 敏男著 ISBN4-425-94711-8 成山堂)

日本の南極観測に欠かせない南極観測船。その南極観測船の歴史を南極観測との歴史に交えて書かれた本です。
南極観測について書かれた本は何冊か読んだことがありますが、南極観測船については、その最初に出てくるだけで脇役でした。

この本は、そんな南極観測船の活躍をいろいろな証言や記録で描かれています。
昔は、南極で氷に閉じこめられた日本の観測船。海外の南極観測船に助けられて事なきを得ていますが、今では、逆に海外の船を助けたりしています。
このエピソードは、ほかの本などでも知っていたことですが、その詳細はこの本で詳しく書かれています。

南極観測船という特殊な乗り物の姿を紹介してくれた本は、私の記憶の中ではいままでなかったです。
南極観測船を主役にクローズアップしてくれているのでどこを読んでいてもうれしい。
私にとって、とっても貴重な本です。

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