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『危機の政治学』

佐々さんの本は、映画 『突入せよ!「あさま山荘」事件』を見に行くに前に予習、と読んだ原作が面白くて、それからいろいろと買いあさっています。
今年初めて買った本がこの本です。

『危機の政治学』
(佐々 淳行著 ISBN4-16-756012-7 文春文庫)

この本では、昔の話となりつつある、湾岸戦争・ソ連崩壊という出来事を取り上げています。
当時、まだ学生だったので遠い話のように見聞きしていましたが、実はこのとき日本が選択した道は、21世紀になっても再び形を変えて現れてきています。
そのとき、どんなことを考え行動するのか。ひとつの提案がここにあります。

著書の中にもありますが「この道はいつか来た道」という言葉は、そのまま「歴史は繰り返される」という言葉につながっています。
過去の失敗やミスは取り返せませんが、現在に再び起こった出来事に対しては、なすことはいくらでもあります。
佐々さんは、危機管理という視点から、いくつもの提案や具体例を挙げておられます。
個人的には、「今ひとつ振り返りつつも、前を見るため」にこの本は良いタイミングで文庫化されたと思います。

それから、佐々さんの論文「私はブダペストの警官になりたくない」が収録されています。
佐々さんは、学生時代にマックスウェーバーの社会科学的方法論を学んでおられたそうです。
何を隠そう私も社会学部で、マックスウェーバーなど学んでいたのですが、こうもとらえ方が違うのかと自分のふがいなさを知りました(笑)

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