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『夜のピクニック』

年末になるとその年のベスト10が出ますが、書籍もミステリーやらSFやらいろいろなジャンルでこのベスト10が出ます。
ベスト1になった本は、面白そうだったら読んでおくかと、読んでいますが、今年も良い本に当たりました。
(ちなみに、去年は『マルドゥック・スクランブル』です)

『夜のピクニック』
(恩田 陸著 ISBN4-10-397105-3 新潮社)

あまりにも有名な作品ですから今更なのでしょうか、それでも読み損ねなくてよかったです。
話は、たった一晩の話なのです。
とっても静かな話ですが、二人の主人公を心の動きがどこか懐かしくて、読み終わるのがもったいないくらいでした。
実は、この本を読む前に「AVANTI」でも紹介されていて、あらすじを知っていたのですが、そんなことは関係なかったです。知っていたから逆に物語の先が分からなくなる瞬間瞬間が、この本の良さでした。

個人的には、この話の背景になる「歩行祭」。一晩かけて80キロを歩く行事ですが、人ごとではありませんでした。
私も夕方から歩き出して明くる日の10時頃まで60キロ歩く行事に参加していました。
数年前までですが、トータルで東京~名古屋間くらい歩いたでしょうか。

似たような経験をしている分、実感が非常に沸いて、これまた人ごとではありませんでした。
歩き始めの元気さや、夜中に無口になるところや、足を痛めたりなどなど。

……少しでも長い距離を歩いたあとで、読み直すとまた違った感動が味わえるかもしれません。
 

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