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『演劇入門』

最近、ラジオを聞いていて対談で紹介された本が面白そうだったので買ってみました。

『演劇入門』
(平田オリザ著 ISBN4-06-149422-8 講談社現代新書)

演劇なんて、たまには見てみたいな、程度の興味しか持っていません。
例外的に、去年の今頃「マルシエル」を友人に誘われて見たくらいです。

この本は、演劇入門と題名にあがっていますが、演劇に必要な技術的な話を書かれているわけではなく、演出家として活躍されている平田オリザさんの視点からみた「演劇とは?」というバックグランドがあります。
単語だけ拾うと、「リアル」「会話と対話」「セミパブリックな空間」など、取り上げられています。
演劇を作り上げる上で必要な事柄を、読み手を置いていくことなく、専門的にならずに、丁寧に語られています。

読み終わってみて、ひさびさに読み応えのある文章でした。
平田さんの考えを述べた上で、それは押しつけの方法論ではなく、演劇に関わる俳優や演出家や観客も含めての演劇のおもしろさの説明をかいま見れたように感じました。

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» 平田オリザ『演劇入門』(講談社現代新書) [現代演劇ノート〜〈観ること〉に向けて]
平田オリザ『演劇入門』 現代演劇を積極的に社会に「説明」し、その場所を確保し・拡大していくことのできる平田オリザは、優れた劇作家・演出家であるばかりでなく、久方... [続きを読む]

受信: 2005/02/11 20:46

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