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46億年の散歩道

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久々に上野に行ってきました。
大学に通っている頃は、通り道だったのでそれなりに行っていたのですが、今ではすっかりご無沙汰しています。
そんな私が上野に向かったのも「国立科学博物館」の新館が11月2日にグランドオープンしたことを知ったのです。そして、そこに「あるもの」があると分かったので出かけたのでした。

本館の方は、しばらく改修工事と展示の更新工事のため休館になるので入場できないのが残念ですが、ひさびさの「国立科学博物館」です。

確か、この前来たときは瀬名秀明さんの『八月の博物館』を読んで触発され(笑)、「フーコーの振り子」を見に行った以来です。確かこのときは新館が改修工事していました。

地下3階地上3階の展示物が私を待っていました。というのは大げさですが、科学がここにそろっていました。なんでも、全部周るのに最低4時間はかかると係の方が言っていたくらいの質と量です。

写真は、新館のエスカレータです。この先に何があるかわくわくしませんか?
ちなみに、このエスカレータ横の部分が透明なので、構造がよく見えます。

さて、「あるもの」がどこにあるかと歩き回ったら、2階にありました。
「科学と技術の歩み」というコーナーの一角です。

1995年3月18日にH-IIロケット3号機で打ち上げられ、1996年1月13日にスペースシャトルエンデバーで回収された宇宙実験・観測フリーフライヤー「SFU」の実機! です。

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人工衛星とは、宇宙に行って仕事をするので、地上でその勇姿を見ることが出来ません。
でも、このSFUは、再利用を前提に作られた人工衛星なので地上で見ることが出来ます。
次の打ち上げの機会を失ってから、どこにあるのか心配していましたが、ここで余生を送ることになっていたとは知りませんでした。

宇宙で活躍した人工衛星が目の前で見ることが出来るなんて、ちょっと贅沢。
本物を見ることが出来るんですから、さすが「国立科学博物館」。

SFUだけではなく、その周りにはペンシルロケット、ベビーT型ロケット、S-160型ロケット、日本初の人工衛星「おおすみ」、H-Iロケット第2段エンジン「LE-5」があります。

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いつものように、宇宙開発ものを見に行ったのですが、それを忘れるくらい展示物があります。
特に良かったのは、地下2階の「地球環境の変動と生物の進化 ―誕生と絶滅の不思議―」です。
入り口にあったのが、タイトルにした「46億年の散歩道」です。
入るなり、岩石の標本がこれでもかというくらい置かれています。これを眺めているだけでも楽しいのですが、これらの岩石のなかから見つかった化石から過去の地球環境や生物の進化を知ることが出来ます。展示の赴くまま進んでいくと「46億年」を経て我々人類までの道のりを知ることが出来るように工夫されていました。
まさに、「46億年の散歩道」でした。

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用事もあったので、ちょっと駆け足で見て回りました。次来るときは1日コースで来ようと思いました。

最後に、もう一つ探しました。
博物館の裏手ですがちゃんとありました。
さきほども出てきましたが、「おおすみ」の打ち上げに使った「ロケットランチャー」です。ちゃんと、打ち上げロケット「L-4S型5号機」が設置されています。

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