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『的を射る言葉』

私が、ここ数年はまっている森博嗣の語録、『的を射る言葉』が発行されました。
(森 博嗣著 ISBN4-569-63824-4 PHP)
森博嗣といえば、「ミステリィ」とくるのでしょうが、私は、日記やエッセイの方が好きです。
小説よりもより「森博嗣の思考」をかいま見ることが出来るからです。

初めて森ミステリィの『すべてがFになる』を読んだときの衝撃は今でも覚えています。登場人物の犀川創平の生き方に「ああ、こういう生き方もあるんだ」と。
森ミステリィは、登場人物たちが理系大学が舞台になるせいか「理系ミステリィ」と言われています。私個人としては、大学を舞台に出てくるそういう特異なキャラクタも確かに好きですし、詩的にミステリィが組みあがっていくストーリーは、いつもため息が出ます。そこに森博嗣の凄さをかいま見ることが出来るような気がします。

森博嗣のホームページで公開していた日記に「今日の一言」というのがありました。それをまとめたものが『的を射る言葉』です。
たった一言でも、それを読んだだけで、いろいろ考えさせられる。当たり前のこともよく考えてみれば、当たり前でなくなる。
こういうのを読みたくて、森博嗣の本を読んでいるんだと改めて実感させられた、「濃縮な」本です。

私が個人的に「良い本」と思える本は、たいていその本を読むのをやめて、何かを考えさせられることが起きる本です。その本に書かれていることだったり、それから連想されることだったり、全然違うことだったり。

今回も、この本を読みながら、何度も何度も手を止めて考えていました。
自分で改めて考えることを教えられた本でした。

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